アーバンライフの愉しみ

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向田邦子著「海苔と卵と朝めし」

2020年01月12日 | 読書三昧

 

1981年の飛行機事故で亡くなった向田さんの食いしん坊エッセイ傑作選。2018年12月発行、348頁。

澤地久枝氏などとともにつとに才女の誉れ高かった人だが、このエッセイを拝見するかぎり大分毛色の変わった人で、少々の嫌味もあり、個人的には好きになれないなと思った。

つまり、父親が大手保険会社の支店長でもあった言わば 、中流以上の家庭の育ちがそうさせるもののようだ。

幼少の頃から、朝飯は「(黒い)海苔と卵」だったというのだから、小生のような水飲み百姓の子とは肌合いが異なっても仕方ないか、という感じであった。

 

 

 

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