アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

竈猫(かまどねこ)

2020年01月27日 | ギャラリー

「何もかも知ってをるなり竈猫」・・・富安風生

昨日、「季語事典」を見ていたら、冬の季語に「竈猫」というのがあり面白いと思った。

その解説に添えられていたのが、掲題の句。
つまり、まだ温もりの残る竈に丸まって入り込んでいる灰だらけの猫~我が家に起こった楽しいことや悲しいこと、時には知られたくない秘密まで何もかも知っているという顔だな、これは・・・。

そう言えば、昔、田舎の我が家にも雄ネコが居て、冬の朝、夜遊びから帰ると小生の布団の中にもぐりこん来て暖をとっていたっけ。

今日の1句。

「大相撲僕なんかでと徳勝龍」・・・エゾフクロウ

・富安 風生(とみやす ふうせい):愛知県出身の俳人。明治18年4月16日生れ。本名は謙次。高浜虚子に師事。逓信省に勤めながら俳誌「若葉」を主宰。温和な作風で知られた。(ウイキィから転載)

 

 

 

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