ポーランドの若き古楽系鍵盤楽器奏者シヴィオントキエヴィチによる「ゴルトベルク変奏曲 BWV.988」
出音と同時に、息をのむようなきらびやかなチェンバロの音色に魅了された。
この変奏曲は、1741年に出版された4巻からなる「クラヴィーア練習曲集」の第4巻で、アリアを最初と最後に配置し、その間に異なる低音主題による30の変奏が配置された都合32曲の変奏曲集である。
使用されている楽器は、18世紀ドイツ・モデルによるマティアス・クラーマー2016年製のチェンバロで、4つのレジスターから30もの異なった音色を生み出すことのできる最新鋭機の由。
2018年7月、ポーランド・カトヴィツェ
Rubicon Classics RCD1064