「あなたは戦争がどういうものか、知っていますか」の書き出しではじまるこの小冊子。
戦争の怖さ、戦争の仕組み、戦争の起こし方などを、これほど平易に且つ、リアルに表した本はないと思われます。
元々この本は、2004年、有事法制成立の直前、当時のきな臭い世の中の動きを憂慮した識者たちが、急遽、相談して出版されたものですが、その後絶版となっていました。
そして10年後、安倍政権による一連の緊急事態法(戦争法)や特定秘密保護法などの法制化が強行されたため、再び、「新・・・」として出版されたものです。
そして10年、またしても大軍拡と大増税が、疲弊した産業構造と低賃金構造を残したまま強行されようとしています。
他方、ロシアによるウクライナ侵略によって、「戦争と核兵器」の現実を見せつけられています。
今こそ、軍拡と威嚇を止め、外交によって国々の関係を律する国際関係の構築を促していく必要があります。
そのために、私たち一人一人ができる形で声を上げてまいりましょう。