50年以上にわたり、ミラノ・スカラ座と良好な関係を維持してきたフランスの指揮者ジョルジュ・プレートルは、2017年92歳の生涯を閉じた。
このコンサートは、その前年に開催されたスカラ座におけるラストコンサートである。
上質のライヴ録音で、音場が広く且つ、分厚い音の造りに感心しながら聴いた。事情を良く知った聴衆の反応がまたすばらしい。
収録曲
ベートーヴェン 劇音楽「エグモント」Op.84~序曲
ヴェルディ 歌劇「運命の力」序曲
オッフェンバック 歌劇「ホフマン物語」から”舟歌”
ラヴェル ボレロ
オッフェンバック 喜歌劇「天国と地獄」から”カンカン”
演奏
スカラ座フィルハーモニー管弦楽団
ジョルジュ・プレートル(指揮)
録音 2016年2月 ミラノ・スカラ座