2021年本屋大賞受賞作。
実母と養父の虐待で自己を見失った若い女性と、実母と祖父からの虐待で行き場をなくした少年が出会い、友人たちの励ましの中、ともに再生に踏み出す物語。
実子に対し、これほどひどい虐待をする母親があるのかと疑問に思いつつも、他方、世の中がひどく生きにくくなっていることが、広く読者の共感を得る要因になっているのかも知れない。
ただ、読み始めてしばらくは、文章の品のなさが気になり、途中で放り出したりした。
最後に大きな救いが提示され、ようやく納得することができた。
2021年本屋大賞受賞作。
実母と養父の虐待で自己を見失った若い女性と、実母と祖父からの虐待で行き場をなくした少年が出会い、友人たちの励ましの中、ともに再生に踏み出す物語。
実子に対し、これほどひどい虐待をする母親があるのかと疑問に思いつつも、他方、世の中がひどく生きにくくなっていることが、広く読者の共感を得る要因になっているのかも知れない。
ただ、読み始めてしばらくは、文章の品のなさが気になり、途中で放り出したりした。
最後に大きな救いが提示され、ようやく納得することができた。