昨日、NHKFMの「ベストオブクラシック」で、掲題のリサイタルを聴いた。
2月7日、東京文化会館で収録されたもの。放送の案内は、田中奈緒子アナ。
オーストリア・インスブルック生まれのシュルツは、ウィーン国立歌劇場やウィーン・フィルハーモニーで首席フルート奏者を務める由にて、このリサイタルでもすばらしい演奏を披露している。
勿論、ハープとのデュオという取り合わせもあるのだろうが、その音色のすがすがしさは格別のものであった。
プログラム
・バッハ フルート・ソナタ ト短調 BWV1020
・リヒャルト・シュトラウス 歌曲「響け!」「あすの朝」「セレナード」
・モーツァルト アンダンテ ハ長調 K.315
・ニーノ・ロータ フルートとハープのためのソナタ
・ピアソラ 「タンゴの歴史」から「ボルデル1900」「カフェ1930」
・フォーレ シチリア舞曲&ファンタジー
・ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女
・チャイコフスキー 歌劇「エフゲーニ・オネーギン」からレンスキーのアリア
・ビゼー 「アルルの女」から「メヌエット」
・ボルヌ カルメン幻想曲
・ラヴェル ハバネラ形式のヴォカリーズ(アンコール)
演奏
カール・ハインツ・シュッツ(フルート)
吉野直子(ハープ)
写真は、同番組のHPから借用しました。尚、この番組は22日までこちらで試聴できます。