過日、食事の際の「咀嚼」の大切さについて記した。
1日4,000回も咀嚼を繰り返していた古代人から、江戸時代には2,000回ほどになり、現代人は600回くらいしか噛まずに食事をしているという。
また、咀嚼が脳の活性化に寄与していることを考えると、現代人、特に小生ら年寄りは、(認知症予防のために)咀嚼にもっと気を使う必要があるのではと思っている。
それにしても、日常、口にする食物の何と柔らかいことか。
年寄り故に、柔らかいものを食べるように仕向けられているとも言えよう。
これでは、言わば認知症になることを奨励されているようなもので、何ともやりきれない。
対策として例えば、玄米食にするとか、節分の際、炒った(大)豆を年の数だけ食べたりするが、これを常備しておき、おやつ時にポリポリ食べるなどしてはどうかと思っている。