昨日投開票の三つの衆議補選で、野党の立憲民主党が全勝した。
また、保守王国の島根で自民党が敗れたことは、同党に対する国民の怒りの激しさを示すものである。
加えて、9人の候補者が乱立した東京15区では、野党共闘が力を発揮して立憲の候補者が当選した。
つまり、立憲民主党は選挙区である江東区で、区議会議員を2人(本補欠選挙後は1人)しか持たない弱小政党である。
これに対し、候補者を取り下げてまで同党を支援した共産党は、区議5人を擁する野党第1党である。
因みに、昨年行われた区議会議員選挙では、20,182票を獲得している。
従って、来るべき総選挙で政権交代を実現するには、こうした野党共闘の重要性をしっかり認識して準備する必要があろう。