長崎は今日、被爆77年目の辛い一日を迎えました。
何で原爆(プルトニウム型)なのか、何故長崎なのか?
誰の命令で、何の目的であのような(19万人もの善良な人々の命を奪う)蛮行を行ったのか?
過日、NHKラジオ第一で、掲題の番組を試聴しました。
毎週金曜日、午後9時から1時間の枠で放送されている番組ですが、今回は広島被爆77年ということで、前日の5日に広島から放送されました。
プーチンによるウクライナ侵略を受け、核の脅威がさらに高まる中、ゲストに古市憲寿さんとノンフィクション作家の堀川惠子さんを迎えての拡大2時間版でした。
・私たちは(連続テレビ小説などを通して)戦争を知っているつもりになっているが、資料をよく調べてみると、戦争の何たるかを何もしらなかったことを思い知らされる。
・戦争という不都合な現実を、知らないですめばそれで良しとする風潮があり、また、そうでなければ平和でないような錯覚に陥っている。
・原爆の被爆を、何か一瞬の天災にでもあったかのように思い描いているが、原爆を造り、それを投下せよと命じる人間がいなければ起こり得なかった惨劇であることを明記すべし。
等々の指摘は、誠に当を得たものでした。