アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

快適ゴルフ

2017年07月21日 | アーバンライフ

昨日午後、1ヶ月ぶりのゴルフに出かけました。

一時の(真夏日の)暑さから解放され、半袖にスリークォーターでは涼しすぎるくらいのお天気でした。

お蔭でショットはいつになく安定していて、とても楽しいラウンドでした。

また、先行する4人組は若い人たちでしたが動作がキビキビしていて、遠くからですが見ていて気持ちが良かったです。

グリーン上では、パターを打ち終わると素早く旗を立て、全員が走ってカートに戻るという後続の私たちを気遣うプレイで感心しきりでした。

誰もがこのようにプレーしてくれると、いつも楽しいゴルフになるのではと思いました。

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頭の体操

2017年07月20日 | アーバンライフ

日本人の平均寿命は年々伸びて、今や女性87歳、男性81歳を数える。
ただ、健康寿命という点で見ると、これが概ね、10歳ほども若返って(?)しまうというから困ったものである。

過日、お亡くなりになった日野原さんにあやかって白寿までもと思うが、それにつけても頭の健康が心配だ。

そこで、日頃、ナンクロや数独に挑戦しているが、最近トライしたものの中で面白いと思ったものをご紹介しよう。

このナンクロ、何せ「問い」がないのだ。
真ん中にある「カタツムリ」と数字だけが頼りだが、いざいざ!(数字の8、18と19が難しい)

大きなナンクロは、こちらにあります。

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スノーデン「日本への警告」

2017年07月19日 | 読書三昧

本書は、2016年6月4日、東大本郷キャンパスで行われた公益社団法人自由人権協会70周年プレシンポジウム「監視の”今”を考える」の全容である。

この会合では、冒頭、エドワード・スノーデン氏に対するTV電話インタビューが行われ、同氏は次のように発言した。

「9.11(米国における同時多発テロ)以降、米国政府は、テロ防止の名のもとに技術革新著しいINETを通じた大規模な監視体制を構築した。ところが監視の対象はテロリストだけではなく、全世界の一般市民すべてであった。

監視は、携帯電話のメタデータをすべて記録する方法で行われている。つまり、携帯を持った人すべての毎日の行動が記録、追跡され監視の対象になっている。

日米両政府の協力の下、日本にもこの監視システムが導入、運用されていると推認される。これは、現政権の劣化と同期して、広く深く国民を監視、追跡する時代となるであろう。」

第2部では、青木理氏や井桁大介氏らによるパネルディスカッションが収められている。

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「つぶやき」傑作選

2017年07月18日 | ドラミング

暑い暑いの三連休、ご苦労様でした。
この間、目にした「つぶやき」の傑作選。

何と言ってもダントツはこれでしょう!

16日、川崎(武蔵小杉)で行われた2~30人のヘイトデモに動員された警察の大部隊。

結局、・・・。

カウンターの大群衆(1,000人)に包囲され、進退窮まって乗って来たバスで逃げ帰った由。
それにしても、2~30人のキチガイどもを警察官が押し包んで(10分ほど)デモする姿は、滑稽ではある。そんなことに使う税金があるのなら、セッセと保育所でも作れと言いたい。

傑作2重連。

 

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面白い~原田マハ著「アノニム」

2017年07月17日 | 読書三昧

原田マハさんの最新作は、ジャクソン・ポロックの絵画を元に構築される壮大な物語。「小説 野生時代」15年5月~16年7月連載、290頁。

物語~ジャクソン・ポロックの幻の傑作「ナンバー・ゼロ」のオークション開催が迫る香港。落札価格が2億数千万ドルと予想されるその絵画を贋作にすり替えようと、”アノニム”と名乗る謎の窃盗団が暗躍していた・・・。

本当のエンタメというのは、このような本を言うに違いない。

1960年代に活躍した米国の抽象画家、ポロックとその作品についてもまったく知らなかったが、一枚の絵を元に手に汗握る物語を構築できるマハさんの筆力に脱帽した。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

蛇足:ジャクソン・ポロックについては、こちらにウィキイがあります。

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映画「セールスマン」

2017年07月16日 | アーバンライフ

一昨日午後、札幌シアターキノでイラン映画「セールスマン」を見た。

米国アカデミー外国語映画賞を受賞した秀作。

物語~引っ越し先のアパートで、妻ラナが侵入者に襲われた。夫のエマッドは警察に行こうと説得するが、表沙汰にしたくない妻はこれを拒み続ける・・・。

結局、夫のエマッドは、乗り捨てられた車から犯人を割り出し問い詰めるが、明らかになったのは、人間の持つ欺瞞性への怒りと虚しさであった。

もう40年も昔になるが、小生らは仕事でイランに5年余暮らしたことがあり、ファルシィ(現地語)も片言ながら理解できることから、映し出される街並みやそこでの人々の営みをとても懐かしく拝見した。

写真は、映画の公式HPから拝借しました。

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時事川柳傑作選

2017年07月15日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)の投稿川柳には、またまた傑作が並んだ。

勿論、主題は(支持率30%割れの)「時の人」だ。

6句のコメントは次の記事のこと。最後段をしかと御覧じろ。

もし、米国や英国などでこんな記事が出たら、どこも閉店に追い込まれると思うのだが? 

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新着ドーナツ~オイゲン・ヨッフム「ブラームス 交響曲全集」

2017年07月14日 | 音楽三昧

オイゲン・ヨッフム没後30年企画として、この4月にタワーレコードからリリースされたブラームスの交響曲全集。

1976年、ロンドンフィルを指揮して収録されたEMIの音源を96khz24bitでリマスタリングし、ハイブリッドSACD3枚組として発売されたもの。

交響曲第1~4番の4曲とブラームスの代表的な管弦楽曲「大学祝典序曲」と「悲劇的序曲」が収録されている。詳しくは、こちらを参照して下さい。

一昨夜、MB(ミュージックバード)で一括放送されたので、ハイレゾ(96khz24bit)で録音、編集して音楽サーバーに収容した。

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ダブルスタンダード

2017年07月13日 | ドラミング

安倍政権の国連に対する姿勢が定まらない。

先に、異常なかたちで制定した「共謀罪」法に関しては、国連人権理事会の特別報告者からの「プライバシー保護に懸念がある」との指摘に、「難癖だ」と文句は言ったが、今もって正式な回答をしていない。

他方、この7日に締結された画期的な「核兵器禁止条約」に対しても、唯一の戦争被爆国であるにも拘らず検討会議をボイコットしただけでなく、「有害だ」として署名する気もない。

一方で、PKO部隊の派遣や「共謀罪」法の制定には、国連の要請にこたえるためとするなど、(国連を都合よくダシにする)ダブルスタンダードで臨んでいる。

これでは、国際社会における日本の立場は、ますます不可解で信用のおけないものとなることは明らかだ。首相の言う「地球儀を俯瞰する外交」など、言葉は悪いが「チャンチャラおかしい」と言わざるを得ない。国連改革や常任理事国入りなどを声高に叫んでみても、相手にはされないだろう。

以下、「核兵器禁止条約」の締結に関連して、しんぶん赤旗の9日付け論評をご紹介しよう。

尚、条約本文は、こちらでご覧になれます。

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国谷裕子著「キャスターという仕事」

2017年07月12日 | 読書三昧

「より複雑化して見えにくくなっている現代に、少しでも迫りたいとの思いで制作・放送して来た。」

1993年から2016年までの23年間、一貫してNHK「クローズアップ現代」のキャスターとして活躍して来た国谷さん。この間、送り出した番組の数は、実に3,784本にもなった。

あの才色兼備の国谷さんが、インタビューを通して頑迷な著名人に切り込む様をみて、私たち庶民は何度、溜飲を下げ快哉を叫んだことだろう。

同氏は、テレビの報道番組が持つ危うさについて、次の点を挙げている。

 ①「事実の豊かさをそぎ落としてしまう」
 ②「視聴者に感情の共有化、一体化を促してしまう」
 ③「視聴者の情緒や人々の風向きに、テレビの側が寄り添ってしまう」

これらに対し、「常にフェアに事実に誠実に向き合う」ことでこたえようとしてきたという。

また、「・・・現代」の歴史が、日本の失われた10年、20年と重なると述懐しておられる。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

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