アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

My Favorite Analog!~ホリガー「オーボエと弦楽のための室内楽名曲選」

2020年01月21日 | 音楽三昧

 

ハインツ・ホリガーが奏でる優雅なオーボエの調べを魅力たっぷりに聴かせる1枚です。

収録曲は、下記の5曲。

モーツアルト  

 アダージョ ハ長調 K580a

ハイドン  

 ディヴェルティメント ハ長調

 イングリッシュ・ホルン四重奏曲 ハ長調

バッハ

 オーボエ四重奏曲 変ロ長調

いずれも、日頃耳にすることはない曲ばかりですが、一旦、音が出ると、その懐かしい響きに魅了されます。

オーボエは、クラリネットより形が大きく、従って、それより低い音調の何とも言えないたおやかな響きを醸し出します。

曲は大作曲家の手になるもので、特に、モーツアルトの「アダージョ」は、演奏時間が5分ほどの小品ですが、晩年に近い33歳の時の作品だけに、内容の濃い緻密な仕上がりとなっています。

 

 

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ラジオ体操

2020年01月20日 | アーバンライフ
 
(今朝は、久しぶりに雪が来た)
 
 
年末からインフルで寝込んでいたので、しばらく朝のラジオ体操ができなかったが、このところはまぁ真面目にやっている。
 
このラジオ体操、ともすると惰性でやってしまうことが多いのだが、細部にも気を入れてしっかりやると、かなりの運動量になる。
 
特に、腕を回す場合など、腕をきちんと伸ばして回すかどうかで、身体への負担が大分違ってくる。
 
ついつい他のことなど考えながら惰性的になってしまい勝ちだが、せいぜい気を引き締めて実施したいと思っている。
 
また、寝坊せず、その時間(午前6時30分)まで起きられるかどうかも問題だが、これは「早寝早起き」に徹する以外ないと思っている。
 
今日の1句。
 
「雪空やラジオ相手に体操し」・・・エゾフクロウ
 
 
 
 
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司馬遼太郎著「短編全集⑫」

2020年01月19日 | 読書三昧
 
 
先の「街道をゆく」シリーズ第6巻「沖縄・先島への道」を拝見して、またぞろ司馬文学にはまった感がある。
 
あの物言いの面白さ、博識に裏付けされた奥深さで一旦、これにはまると抜け出すのは難しい。
 
という訳で、今度は、同氏の傑作短編集に手をつけた。
確か、随分前に一度読んだ記憶があるが、短編故、個々の物語は記憶の彼方だから、再読しても違和感はない。
 
この巻には、1968~76年に発表された短編7編が収められている。442頁。
「馬上少年過ぐ」や「貂(てん)の皮」などの有名作品も含んで、読み応えのする1冊となっている。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)
 
 
 
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「CVID」?

2020年01月18日 | ギャラリー

 

昨日(句作のため)メモ帳を繰っていたら、掲題のような略号をみつけた。

はてはて何だったかなと思ったら、”Complete Verifiable Irreversible Dismantlement” のことらしい。

つまり、「完全且つ、検証可能で不可逆的な(核の)解体」という、米朝サミットで(米側が)北朝鮮につきつけた核廃絶の交渉要件である。

こと左様に、米国のニュース番組などを見ていてわからない単語が出ると 、できるだけメモをするようにしているのだが、このところご無沙汰してい た。

冒頭のイラストにある「SDGs」(持続可能な開発目標)なども、次世代を見据えた「息の長い継続」との意味合いを抑えた上で理解しておきたいものだ。

 

 

 

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こくらいのことやらなきゃね~

2020年01月17日 | ドラミング

 

写真を間違って(上下逆さまに)掲載したのではない。

過日の「Newsweek」誌が伝えた、フランスにおける温暖化防止運動の一コマである。

その辺から盗んできたマクロン大統領の写真を逆さにもって、仏政府の温暖化政策の生ぬるさを告発しているの図と言う。

やれ、男性環境大臣が(閣僚として)初めて「育休」をとるとかとらないとか言っていないで、(化石賞に輝く)我が国でもこの位のことをやらないと(政府をして)その気にさせることはできないのではないか・・・と思うがどうだろうか。写真は、同誌12月31日・1月7日号から転載しました。

 

 

 

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何でもランキング~運動していますか?

2020年01月16日 | ギャラリー

先週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

お題は・・・。

 

直感的には、まずまずの結果かなと思った。

振り返って小生の場合は、ほぼ毎日3~40分の散歩と朝のラジオ体操を行っている。

本当はもう少し負荷をかけた方が良いと思っているのだが、寒さの影響もあり、現在のところこれが限界といった感じである。

いずれにせよ、要は、習慣化できるか否かがキーのように思う。

毎日の散歩にしても、ある決まった時間になったら外に出ないと気になって仕方がない、という具合になればしめたものである。

今年も、上記のようなペースで続けたいと思っている。

 

 

 

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音響空間の補正

2020年01月15日 | 音楽三昧

 

過日、拙宅のオーディオシステムについて、部屋の音響特性とのマッチングが問題だとお伝えしました。

そこで、部屋の音響特性を計測できる機材を持ち込んで、現状とこれを補償した場合の特性を測定してみました。

上図がその結果ですが、少々専門的ですが上部の左右二つの画像が生の音響特性です。

グラフは横軸が周波数で、左側が低く右に行くほど高い音を表しています。縦軸は音圧(音の強さ)です。現状、右チャンネルの中域に、少々大きな窪みがあります。

この特性を、できるだけフラットになるよう電気的に補償した特性が下部の二つで、それぞれ上部の画像に対応しています。

結果として、予想以上に良好な特性を得ることができました。

上下二つの状態での音楽を聴き比べてみると、特に、中音域にエネルギーが集中する声楽では、補償がある場合の方が歌声が中央にしっかりと定位し、厚みも出てとても美しい歌声になります。

という訳で、電気的な補償を行うことで、案外容易に良い特性を得られることがわかり一安心でした。

 

 

 

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トランプ博打の帰結

2020年01月14日 | ドラミング

 

テヘランの国際空港を飛び立ったウクライナ航空の旅客機がイラン革命防衛隊の誤射によって撃墜されるという悲劇が発生した。

事件は、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官が米国により暗殺された報復として、(イランが)イラクの米軍基地を(巡行ミサイルで)爆撃した直後に発生したという。

つまり、米国による報復を恐れて防空体制を敷いていたテヘラン上空をウクライナ機が通過したために発生した人為的ミスというから恐ろしい。

これは、国連決議に基づいて締結された「イラン核合意」から、(トランプが)勝手に離脱したことが遠因となっている。

これらについて、イスラム研究の第一人者である宮田律(おさむ)氏は、しんぶん赤旗のインタビューで、「ソレイマニ司令官の暗殺は、何重にものぼる国際法違反」と糾弾している。記事は、しんぶん赤旗日曜版1月12日付けから転載しました。

 

 

 

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加湿器がやって来た

2020年01月13日 | アーバンライフ

 

冬場の温風暖房は、室内の湿度を低下させ体調維持に良くない。

従来、バスタオルを濡らして吊るすなどしていたのだが、今回のインフル罹病をきっかけに、やはり加湿器が必要と考て導入した。

タンクに蓄えた水を、超音波で噴霧する形式なのだが、期待湿度を設定 (40~70%)すると、あとはこれをこれを越えない範囲で自動運転となる。

現状、1日16時間ほど稼働させているが、何と4リットル近い水を消費するから驚きである。

これだけの水量が室内(LDK+和室・洋室の概ね30帖ほど)に放出される訳だが、これがどこへ消えてしまうのか不思議ではある。

いずれにせよ、導入後、湿度は気にならなくなったので、たぶん効果はあがっているのではないかと思っている。

蛇足:このマンションは、結露防止のため室内の空気を強制的に循環させている。従って、噴霧された水蒸気は、結局これに乗って室外へ放出されるから、いくら供給しても際限がないということかも知れない。この加湿器、購入価格は、キャンペーン中とかで6,500円ほどであった。 

 

 

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向田邦子著「海苔と卵と朝めし」

2020年01月12日 | 読書三昧

 

1981年の飛行機事故で亡くなった向田さんの食いしん坊エッセイ傑作選。2018年12月発行、348頁。

澤地久枝氏などとともにつとに才女の誉れ高かった人だが、このエッセイを拝見するかぎり大分毛色の変わった人で、少々の嫌味もあり、個人的には好きになれないなと思った。

つまり、父親が大手保険会社の支店長でもあった言わば 、中流以上の家庭の育ちがそうさせるもののようだ。

幼少の頃から、朝飯は「(黒い)海苔と卵」だったというのだから、小生のような水飲み百姓の子とは肌合いが異なっても仕方ないか、という感じであった。

 

 

 

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