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若かりし頃勤めていた会社の懇親会が、横浜桜木町のホテルであり、一昨年の
5月以来久しぶりに横浜に行ってきました。
前回は数十年ぶりで訪ねた横浜の変りように、ただただビックリの連続でしたが、
今回はちょっと免疫が出来たせいか“みなとみらい”以外の山手を歩き“山手西洋
館めぐり”を楽しんできました。
丁度出かけた日は朝から珍しく小雨、その上季節ががらっと変ったような肌寒い日
となりました。
暑さを想定して持参した晴雨兼用の傘が早速雨傘になりましたが、小雨に煙る
横浜山手の風景もなかなか風情があっていいものでした。
新横浜で新幹線を下り、JR横浜線に乗り換えて石川町まで行き、駅を出て大丸谷
坂を登って行く辺りから山手西洋館めぐりが始まります。
ソースはnon_nonさんよりお借りしました。
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先ずはイタリア山庭園から。
昔イタリア領事館が建っていた場所からそう呼ばれているようです。
イタリア山庭園には、ブラフ18番館と外交官の家が建っています。
ブラフ18番館は、大正末期に建てられた外国人の住居ですが、階段で繋がって
いる外交官の家は、明治政府の外交官だった内田定槌の邸宅としてJ.M.ガーディ
ナーの設計で建てられた物。
最初に訪れたブラフ18番館では,奥でピアノの音が、、、、、
そして思いがけずピアノの生演奏を聞く事ができ感激でした。
ピアノを弾いている女性に曲名を伺うと、「パッヘルベルのカノン」と言う事でした。
まだ誰もいない西洋館の大広間で聞いた妙なるバロック音楽のこの曲に、先ずは
歓迎の洗礼を受けた思いでした。
高台に聳えて建つ外交官の家の前庭も素敵です。