風のたより

つれづれに

    ダーリングハーバー

2010-02-07 | オーストラリア滞在記  その2




     暦の上では立春が過ぎたというのに、ここ数日の日本列島はまるですっぽりと
     冷蔵庫の中に入ったように寒い日が続いていますね。

     戸をあけるとまるで白いパウダーを撒いたように我が家の庭もうっすらと雪景色。
     積もるほどではなくても、一日中風花のように舞う雪はやっぱり寒い!
     季節のまったく逆なオーストラリアから戻った身には少々こたえます。
     今朝はやっと日ざしが戻りほっとしていますが、、、、

     こんな日は特に青いシドニーの空を思い出します。
     北半球から一飛びに南半球のオーストラリアへ。







     リバーサイドのまっさおな空!!
     今丁度オーストラリアはこんな空が続いてることでしょう。

     ここはシドニーの中心街から歩いてすぐのダーリングハーバー。
     昔は産業用ドッグなどがある港でしたが、今は再開発され一大アミューズメントアリアとか。
     湾の上の遊歩道を歩き上からの眺めを楽しんだ後、、、、







     ちょっと下に降りてリバーサイドに出てみました。
     ここからはダーリングハーバがよく見渡せます。
     休んでいる女の子の脇に足早に近づくカモメ。
     よく見かけるカモメでしたが、人のいるところに餌を求めてやってくるんでしょうね。







     向こうに大きな船が停泊しているようです。
     長い桟橋が続いています。
     さらに近づいてみると、、、







     なんとこの船自体がレストランになっていました。
     海に面したシドニーでは海沿いにいろんなレストランを見かけましたが、船のレストランは
     初めて。

     たぶん世界の海を航海した後もこうしてレストランとして再利用されているのでしょうね。
     かつて静かだった入江も今は湾を中心ににぎやかなリバーサイドになっていました。
     帰りはリバーサイドから街中に戻り、あちこちウインドーショッピングです。








     このダーリングハーバーへは中心街から歩いて行ける所で、帰りはQVBの前に出てきました。
     ここは大きなジョージストリートとパークストリートの交わる交差点。
     あのQVBのある通りです。






     そしてこちらが反対方向から見たジョージストリート。
     タウンホールの高い時計塔が目印です。
     何時でもこの辺りには人がいっぱい。








     同じジョージストリートに面したGV(ギャラリー・ビクトリア)のアーケード。
     このフリーダムというお店は家具や台所用品のおしゃれなお店でした。
     高い物は買えないので、せめてセールで出ていたキッチンタオルを二枚ほど、、、

     このジョージストリートはバスのメインロードになっていて何度も通りました。








     実は私がよく乗ったのは市民に“555”のバスとして知られている無料のシャトルバスです。
     シドニーの街中を巡回し市民の足として定着しているようですが、観光客にとっても気軽に利用
     出来るありがたい乗りものです。

     娘に教えてもらい早速利用させてもらい、多い日には日に5回も利用した日もありました。
     ただ待っているときには来ず、時には次々と通るという難点もありますが、、、、
     無料で利用させていただく身には、文句は言えません。(笑)






     もちろん街中にはこの無料の555のバスとは違い、観光バスも走っています。
     よく見かけたのがこの真っ赤なボディーの観光バスです。
     二階建てのバスから手を振る陽気な観光客。
     日本の22倍もあるオーストラリアですから、きっと違う地域からの方なんでしょうね。








     街中を歩いて戻りつつ、町の雰囲気を楽しみました。
     路上のカフェでお茶を楽しむ人々、、、、、よく見かけましたね。







     そしてこちらは街中のスタンド。
     新聞が自宅には配達のない国ですから、ニュースはこんなスタンドから新聞を買って、、、
     小さいスタンドには新聞や雑誌がぎっしり並んでいました。








     こちらは青空やおやさん!!
     新鮮でおいしそうな果物がいっぱい。
     買ったリンゴをかじりながら街を行く人々、ときどき見かけました。

     それにここでもボトルの水が、、、
     やっぱりこの国も今や水は買うものなんですね。

     街中で見るこんな何気ない光景はかえって目新しく、ふと立ち止まってしまいそうです。