初孫の誕生から早1ヶ月が過ぎ、お宮参りの頃となりました。
1ヶ月検診も無事済み、母子ともに健やかな日々に安堵です。
梅雨に入ってまだ間がありませんが、お宮参りと梅雨の時期が重なり少々お天気が心配
でしたが、幸いにも昨日は曇りから薄日の射す天気となり熱田神宮へのお宮参りとなりました。
西門から入り大鳥居をくぐるとそこはもう神聖な熱田の杜です。
参拝者の玉砂利を踏みしめる音だけがひびき、一歩一歩進むほどに静寂な森へ、、、
大通りから近い場所なのに、ここまで来ると街の喧騒がまるで嘘のような佇まいです。
高知より駆けつけて来てくださった新米おじいちゃん,おばあちゃんとともに娘夫婦と初孫と
一緒に熱田の杜を歩ける幸せ、、、ひしひしと幸せが伝ってきます。
大鳥居からほどなく左に手水舎があり、そのすぐ横に熱田の杜のシンボルのような大楠の木が
鎮座しています。
見上げるほどの大きさで樹齢は一千年、一説にはかの弘法大師お手植えの木なのだそうです。
更に進むと本宮(本殿)に出ます。
この本宮は三種の神器奉斎の社でもあり、伊勢神宮とほぼ同様の社殿配置で規模も神明造り。
この奥に、熱田の杜の奥深くに熱田大神が祭られていて、いろいろの例祭や祭典はここで執り
行われるようです。
いよいよお宮参りの執り行われる神楽殿横の授与所にたどり着きました。
授与所はお札やお守りを授与する所で、お宮参りの申し込みもここで、、、
他にも厄除けのご祈祷や安全祈願などの受付も行われているようです。
ご祈祷の申し込みも予約がいるのかと思ったら、その日のご祈祷の行われる時間前に
行けば予約なしとのこと。
授与所で申し込みとご祈祷料を払えば完了で、後は神楽殿の控え所で待ちます。
真新しい立派な建物の中に入ると、そこは神楽殿の控えの間で天井も高く広々。
建物が立派で真新しいと思ったら平成21年に新たに造営されたばかりとか。
新装なった建物でご祈祷を受けられるのも幸運です。
神楽殿に入る前にここで一休みし、身じまいを正す場所なのかも知れませんね。
蒸し暑い日で長い参道を歩いてたどり着いた参拝者がここに入ったとたん、ひやっとする
冷房のありがたさが身にしみました。
ほどなくご祈祷の始まりです。
立派な神楽殿の内部は撮影禁止でカメラはここまででした。
お宮参りのご祈祷は宮司のありがたいみことのりの後、両親の住所氏名、新生児の名が読み
上げられお祓いを受け、玉ぐしをささげて厳かな中に終了となりました。
無事お宮参りを済ませた後は、それぞれのおばあちゃんに交互に抱かれ祝い着をかけての
スナップ撮影です。
お宮参りの記念写真は赤ちゃんのご機嫌の良い時にと、ここ熱田神宮に来る前に先に済ませて
いたので神楽殿前ではそれぞれの家族がデジカメ片手に奮闘でした。(笑)
心配していた梅雨空もこの日は曇りから薄日の射す天気となり、傘をささずに済みました。
これも熱田さんのお陰かも知れません。
この日は結婚式も執り行われていたようで、記念撮影をしているところに出会いました。
今日の好き日、それぞれの幸せに、、、、幸多きことを祈らずにはおれませんでした。