風のたより

つれづれに

           雛ツバメ

2011-06-23 | 野鳥




               散歩の途中、鉄柵にちょこんとお行儀よく並んだ数羽の小鳥に出会いました。
               そーっと近づいてみると、今まで見たことのない小鳥達です。
               小鳥たちは、ピィピィと小さい声でお互いに鳴いています。








               と同時に上の方からも賑やかや鳴き声が、、、、
               ひょっとしてこの小鳥たちはツバメ???

               ということは、上からの鳴き声は親鳥?
               やっぱり巣立ったばかりのツバメの雛たちのようです。







               雛たちは柵の上に並んだまま、しきりに辺りを見回し何かを探しています。
               きっと親鳥からの餌を待っているのでしょうね。







               お腹すいたね。
               お母さんまだかな?
               しきりに空の方に目をやりながら、、、







               お母さん来ないね。
               ね?どうする?
               お腹すいたね。

               雛たちは、なんだか不安げな表情に見えました。







               今度はちょっと向きを変えて、、、
               やっぱり親鳥を探すように空を仰いで、、、







               お母さんやっぱり来ないね。
               どうする?

               お母さん来ないかな?








               その時一羽の雛が何を思ったか大きく羽根を広げました。
               自分の力で餌を探しに行くつもり????








               それにつられるように、隣の雛も大きく羽根を広げパタパタし始めました。
               でもまだやっと巣立ったばかり雛たちです。

               羽根をパタパタさせてはいても、なかなか飛びたつ様子もありません。








               今までつむんでいた大きな口がやっと大きく開きました。
               黄色いくちばしが見えて、、、やっぱり間違いなくツバメの雛たちです。







               初めて見たツバメの雛。

               よく見ると真一文字に結んだ大きな口に、くりっとした黒い瞳が可愛いですね。
               こんなにま近にツバメの雛を見たのは初めてでした。







               やがてこの雛も、いづれは一人立ちしていくことでしょう。
               どうかみな元気に巣立ち、自分で餌をとり、大空を自由に飛んでいきますように!!
               みんな元気でね!!