風のたより

つれづれに

     ハニーサックル

2011-08-03 | 季節の草花




               8月に入り、蝉の声が一段と賑やかになりました。
               夏もいよいよ本番というところでしょうか。

               先日行った河川環境楽園の中には、いろいろ楽しめる場所がありますが、ハーブ園もその
               一つかも知れません。







               ハーブ園のまん中には、大きなブラックベリーの棚があります。
               近づいてみると熟れた真っ赤な赤い実に交じって、黒いブラックベリーが下がっていました。

               ちょっと一粒失礼して食べてみると、、、、甘酸っぱくておいしい!!
               これでベリージャムを作ったらおいしいでしょうね。







               ブラックベリーの棚の横には、薄紫のダリアの花の様なベルガモットワイルドが咲いています。
               花はちょっとヤグルマソウにも似ていますが、花の形がタイマツの炎に似ているところから
               タイマツソウとも言われるとか。

               生葉はハーブティに、そしてポプリやドライフラワーとしても使われ、鎮痛や殺菌効果もあり
               気分の滅入った時の抑うつ効果もあるとか。







               そしてその隣には、小粒の黄色い花を付けたフェンネル(ウイキョウ)が広がりを見せています。
               よく魚料理のスパイスとして使われるハーブですね。

               視力回復や老眼防止にもいいようで、ヨーロッパではお茶として飲まれているそうです。
               私も飲まなくちゃ、、、ちょっと手遅れかもしれませんが、、、、







               ハーブ園の入口には赤いハニーサックルの花が、、、、
               花の由来は、花に溜まったたくさんの蜜をミツバチが吸いに来ることからとか。

               我が家には白いハニーサックルの花が咲きますが、黄色は見たことがありますが赤い
               ハニーサックルの花を見るのは初めてです。







               ハニーサックルは、日本名でスイカズラ。
               花はとても良い香りがします。
               近づいてみると花の形は、どこかオイランソウに似ていますね。

               花はポプリに、葉や茎は煎じてハーブティになるようです。
               我が家のハニーサックル、どちらもまだ試していませんでした。







               園内にはこんな変わったものが、、、、すっかりブドウの実と思ったこれは、ハクウンボク
               というのだそうです。

               ハクウンボク(白雲木)は別名:オオバジシャと言いエゴノキに似ています。
               5月頃にはびっしりと白い花をつけるそうで、まるでブドウと見間違ったのはハクウンボクの実。
               実は9月頃に熟すらしいのですが、園内のはもう実がなっていました。
               これも初めて見る木でした。







               遠目にびっしりと花を付ける白い花の正体は、、、、、と近づくと時計草でした。
               園内の外れの壁一面に、びっしりと咲いています。

               時計草は、つる性常緑宿根草.ペルーやブラジルが原産。
               まるで時計の文字盤の様な花の形がおもしろいく、見れば見るほど綺麗な花ですね。







               欧米では十字架にかかるキリストを連想して、キリスト受難の花ともいわれ、パッションフラワー
               (Passion flower)と呼ばれているとか。

               つる性でよく伸びるようで、今はやりの緑のカーテンのエコの植物になりそうですね。