8月に入り、蝉の声が一段と賑やかになりました。
夏もいよいよ本番というところでしょうか。
先日行った河川環境楽園の中には、いろいろ楽しめる場所がありますが、ハーブ園もその
一つかも知れません。
ハーブ園のまん中には、大きなブラックベリーの棚があります。
近づいてみると熟れた真っ赤な赤い実に交じって、黒いブラックベリーが下がっていました。
ちょっと一粒失礼して食べてみると、、、、甘酸っぱくておいしい!!
これでベリージャムを作ったらおいしいでしょうね。
ブラックベリーの棚の横には、薄紫のダリアの花の様なベルガモットワイルドが咲いています。
花はちょっとヤグルマソウにも似ていますが、花の形がタイマツの炎に似ているところから
タイマツソウとも言われるとか。
生葉はハーブティに、そしてポプリやドライフラワーとしても使われ、鎮痛や殺菌効果もあり
気分の滅入った時の抑うつ効果もあるとか。
そしてその隣には、小粒の黄色い花を付けたフェンネル(ウイキョウ)が広がりを見せています。
よく魚料理のスパイスとして使われるハーブですね。
視力回復や老眼防止にもいいようで、ヨーロッパではお茶として飲まれているそうです。
私も飲まなくちゃ、、、ちょっと手遅れかもしれませんが、、、、
ハーブ園の入口には赤いハニーサックルの花が、、、、
花の由来は、花に溜まったたくさんの蜜をミツバチが吸いに来ることからとか。
我が家には白いハニーサックルの花が咲きますが、黄色は見たことがありますが赤い
ハニーサックルの花を見るのは初めてです。
ハニーサックルは、日本名でスイカズラ。
花はとても良い香りがします。
近づいてみると花の形は、どこかオイランソウに似ていますね。
花はポプリに、葉や茎は煎じてハーブティになるようです。
我が家のハニーサックル、どちらもまだ試していませんでした。
園内にはこんな変わったものが、、、、すっかりブドウの実と思ったこれは、ハクウンボク
というのだそうです。
ハクウンボク(白雲木)は別名:オオバジシャと言いエゴノキに似ています。
5月頃にはびっしりと白い花をつけるそうで、まるでブドウと見間違ったのはハクウンボクの実。
実は9月頃に熟すらしいのですが、園内のはもう実がなっていました。
これも初めて見る木でした。
遠目にびっしりと花を付ける白い花の正体は、、、、、と近づくと時計草でした。
園内の外れの壁一面に、びっしりと咲いています。
時計草は、つる性常緑宿根草.ペルーやブラジルが原産。
まるで時計の文字盤の様な花の形がおもしろいく、見れば見るほど綺麗な花ですね。
欧米では十字架にかかるキリストを連想して、キリスト受難の花ともいわれ、パッションフラワー
(Passion flower)と呼ばれているとか。
つる性でよく伸びるようで、今はやりの緑のカーテンのエコの植物になりそうですね。