風のたより

つれづれに

                ~~  園城寺 (三井寺)  ~~

2012-11-17 | 撮影バスツアー




昨日は所属サークルの撮影ツアーに参加し、滋賀県にある園城寺や石積みの街として
有名な坂本の街を訪ねて来ました。

ここも紅葉前線はただ今真っ盛り!!!





鮮やかなもみじや楓が好天に恵まれた為か、いよいよまばゆいばかりに輝き、
私たちを大歓迎してくれました。






ここは滋賀県大津市園城寺町にある天台宗の総本山園城寺の山門です。
ちなみに園城寺は“おんじょうじ”と呼ぶのだそうです。

この園城寺は三井寺とも言われるとか。
園城寺と三井寺が同じであることを、今回初めて知りました。







三井寺というと「三井の晩鐘」で有名ですね。
山門を入ってすぐに晩鐘を収めた館があります。






そしてこれが「三井の晩鐘」で有名な鐘です。

大きくて立派なこの鐘の音は、夕刻にその美しい音色を山里に響かせていて
その音色のすばらしさは古くから知られ、「形の平等院、銘の神護寺、音の三井寺」
として日本三名鐘のひとつに数えられているのだそうです。

ちなみに一突き300円でした。
運良く突く方がいて荘厳で深い音色をタダで聞かせていただきました。(笑)





境内の見事に色づいたもみじを眺めながら、この寺のもう一つの見所でもある
三井の晩鐘の三井の名が付けられた所以の場所へ。






それがこの館の中にある「閼伽井屋」(あかいや)と言われる井戸です。






この湧き出る井戸の水を天智、天武、持統の三代の天皇が産湯として使われたことから
「御井」(みい)の寺と言われていたのだそうです。

中を覗くと今でも“ ぼこぼこ、、、”という音がして水が湧き出ていました。













境内には綺麗に色づいたもみじの絨毯が、、、、

更に境内をめぐり、三々五々に別れ好きな場所を見つけ撮影が続きます。







境内の片隅にはこんな美しいお顔の石像が二体鎮座されていました。
参拝者は意外に見逃してしまい、素通りしてしまうとか、、、、







そしてこちらは重要文化財にもなっている三重塔。






撮影に夢中になっているうちに、すっかりお昼が過ぎてしまいました。

撮影をここで一休みして、皆さんと楽しみのお食事タイムとなりました。
場所は園城寺近くの“名勝庭園の膳処”として有名な芙蓉園本館で。







中に入るとお食事処から池泉回遊式庭園を眺めながら食事が楽しめます。






湯葉を使った懐石料理のお食事を楽しみながら、しばし雑談で休憩し、、、、






その後はお庭の方に回り、江戸初期に作られたという池泉回遊式庭園を拝見
させていただきました。






お庭には富士山を形どったこんな変わった築山が、、、、、
中は洞穴になっているようでした。


次回は穴太衆積みの街並みと滋賀院門跡と西教寺をアップの予定です。