先日、幸いにも福井県南越前町にある「花はす公園」に出かけるチャンスがありました。
いつだったか、食事に入ったお店の申込用紙に書いたものが当たり、無料ご招待のはがきが届きました。
書いたこともすっかり忘れていた頃に届いた、嬉しいお知らせでした。
「はすまつり」は二日ほど前に終わったようで、お花の一番綺麗な時期は過ぎ、花の数も少々少なめ
でしたが、こんな広いはすの公園を見るのは初めてでした。
お花の時期は過ぎたといっても、探せばまだまだ綺麗なお花も、、、、
福井県南越前町にある「花はす公園」は、“日本一の花はすの郷”として知られ園内には有名になった
「大賀はす」を始め、世界の約120種のはすが咲いているということでした。
花びらの淵に、こんな絞りの入ったはすの花を見るのは初めてです。
ちょっと開きかけて、、、、
ぱっと咲いたはすの花は、、、まるでバラのよう~~~
園内は畑のような広い観賞園のほかに、道路を挟んで小ぶりの観賞園と二つの大きな
観賞池がありました。
これがひょっとしたら見たかった「大賀はす」の一種かもしれません。
花の淵の綺麗なピンクがなんとも初々しい~~~
今から2000年以上前の古代のはすの実から発芽、開花した古代はすなんてロマンがありますね。。
池の中から、すっくと立って咲くはすの花は、見ていても爽やかな気持ちになります。
はすは、はすの葉も立派ですが、この大きな葉にお酒や飲み物を注ぎ入れ、それを下の細い
茎から飲むという「像鼻杯」というのがあるとのこと。
長い茎が、まるで像の鼻のようなところから名づけられた飲み方のようです。
はすの花ならではの優雅な遊びですね。
茶色に変色した花托(ハチス・蜂巣)とまだ若い緑の種。
このはすの種はとても丈夫で、大賀はすは2000年以上の時を経て発芽し開花したと言われています。
はすの種の強さは素晴らしいですね。
またはすは、夏の早朝に花を咲かせ、昼を過ぎるとすぐに閉じてしまい、それを3回繰り返し、
4回目に開いた際には閉じることなく散っていくのだそうです。
ちゃんと散り際をわきまえた健気な花ですね。