風のたより

つれづれに

                   鬼怒川の決壊!!

2015-09-12 | 日常の記録



(写真は全てネットよりお借りしています)


2011年3月に起きた東日本大震災を思わせるような大惨事が、再び起きてしまいました。

渦巻く濁流の中に取り残された人々や、流されていく家々の光景を見た時、今回もただただ
唖然とするばかりでした。

茨城県を南北に流れる一級河川である鬼怒川の決壊は、想像をはるかに超える水の勢いが
引き起こした大惨事でした。





濁流に飲みこまれていく人家。
ごうごうと流れるすさまじい水の勢いが、写真からでも迫ってきます。

頼りとする堤防の決壊は、あっという間で、その水の勢いはすさまじいものだったとか。
それを目にした住民の方々の驚きと恐怖を思うと、いたたまれない気分です。

恐らく想像以上の出来事だったことでしょうね。





なんという災難!!!水の中に孤立してしまった家々!!

濁流の去った後の変わり果てた我が家を見て呆然とする人の姿に胸が熱くなります。

これがもし自分の家だったら、、、、、
何から手をつけたらよいのか、ただ呆然と立ち尽くすほかないでしょう。

多くの人々にとって又長い避難生活が始まるのでしょうか?
本当に本当にお気の毒なことです。





”災難は忘れた頃にやってくる”とよく言われますが、こんな50年に一度の災難を想定した生活は
日頃はなかなかできません。

でもいつどんな災難がわが身の上に起こるか誰もわかりません。
東日本大震災にしても、今回のことにしても決して対岸の火事ではありません。





簡単に壊れてしまった堤防。

堤防の役目をはたせなかったほど、今回の水の勢いは想像を超えるものだったのですね。

地震も怖いですが、水害は家まで流されることを思うと、最悪の惨事でした。





今回も大活躍した救助ヘリです。

自分のことを振り返ると、今までこうして何事もなく過ごしていられるのは、”たまたま運が良かっただけ”
だとつくづく思います。

でも今後いつ災害の牙がどんな形でやって来るかわかりません。
やっぱり毎日、一日一日を大切に真剣に生きていかなければ、亡くなった多くの人々に
申し訳ないなと思います。





写真の中の筑西市には、茨城県出身の私にとって、遠い昔、小学校の頃住んでいた経験のある町でした。

「鬼怒川」という字を改めて見ると、、、、鬼が怒る川とは、、、

昔からこんなことが何度か起っていた川だったのでしょうか?
それならば、どうか怒りが一日も早く収まりますように、、、、