風のたより

つれづれに

           ~~~  ついに家族になったサビちゃんと黒ちゃん!! ~~~

2018-04-05 | 



かねてから考えていたことを実行に移すため、昨日買った大きめのキャリーバックを車に乗せ
早朝のいつもの散策コースのある緑地公園へ、、、、

6時近くにやっと太陽が昇り始めてきました。





早朝の公園はさすがに人の姿はありません。

川沿いの新鮮な朝の空気をいっぱい吸い込みながら、猫たちのいるいつもの場所へ急ぎます。





昨日夕方近くに二人が木の下の茂みの中にいることを確認していたので、意外なほど簡単に保護できました。

最初に顔を出したのは黒ちゃんで、あとからサビちゃん。
キャリーバックに入った二人は鳴くこともなく静か、でも二人を入れたキャリーバックはさすがに重かった!!

ここで一休み!!

寒かった今年の冬も、いろいろの人からの暖かい援助のお陰で乗り越えられたことを
決して忘れないでね。

傘や段ボール、あたたかな毛布、ホッカイロなどなど、、、そしていっぱいのご飯。

皆さんに”ありがとう、お世話になりました”と言おうね!!。

そして、この風景を見るのは二人にとって最後になるかもしれないとキャリーバックを置いて、、、






車で15分ほどで自宅へ到着。

”今日からここが二人のお家だよ”





玄関に着くとキャリーバックの中から黒ちゃんの小さい鳴き声が聞こえました。

少し神経質で怖がり屋の黒ちゃんのようです。





二階のかつての娘の部屋に入った二人は、キャリーバックから意外に怖がることもなく部屋の中へ。

周りをきょろきょろ見まわし、”ここはどこ?”と思ったでしょうね。

かつての先住猫のモモスケ君の為に飼ったベットに、すんなり入ったサビちゃんにはびっくり!!

今まで畑の中でトイレを済ませていたので心配していたトイレも難なくクリア。
教えてもいないのに凄い!

サビちゃんのけっこうリラックスした様子に安心しました。





それに引き換え、すぐに窓の隅っこのカーテンの中に身を隠し、しばらく出てこなかった黒ちゃん。

出てきた後も、ずっと一日中キャリーバックの中で過ごしていました。

環境の激変に、それぞれ違った反応を見せてくれた二人。
怖くて当然です。
少しずつ少しずつ慣れてくれればいいんです。





今朝までこんな自然の中にいた二人ですから。

この日ちょうど公園の隅には薄紫のハナニラの花が咲いていました。





昨日までいた緑地公園での最後の食事。

この二人の姿が、野良時代の最後の姿になりました。