ウォーキングコースを歩いていると、春風に桜の花びらが~~~~
コロナコロナに追われているうちに、今年の桜も、もう終わってしまったような、、、、
いつもの森の中のウォーキングコースには、ところどころにこんな休憩所がありますが
今日も利用する人は誰もいません。
政府から出されている密閉、密集、密接とはかけ離れた環境に、今はただ感謝する日々です。
この先にスリスリちゃんと白ちゃんが居るはず、会いたい気分に足音も軽く~~~
こうして毎日のようにウォーキングを続けられるのも、この子達に会いたいためです。
”今日はいるかな??”と
と近づくと、、、、どこからともなく二人仲良く寄り添って並んで出てきました。
”あら、今日は並んで仲良くお出まし??”
白ちゃんとぴったり寄り添って歩くスリスリちゃんの尻尾はピーンと立っていて、
ひとりでいるより楽しそうです。
この後白ちゃんはカリカリを勢いよく食べましたが、スリスリちゃんは食べようとしません。
スリちゃんはあまりお腹がすいていないのかと思っていたのですが、、、、
白ちゃんが終わると、スリスリちゃんがそーっと食べだしました。
野良ちゃんの世界でも、ちゃんとご飯を食べる順番があったんですね。
白ちゃんは5匹いる野良ちゃんの中でも一番行動半径が広く、つい数日前には、ちょっと離れた小屋の前で
日向ぼっこしてました。
ただ右耳はかさぶたを脚で掻いたのか痛々しいほど真っ赤です。
どうしてあげることも出来ないけど、こんな時一番のお薬はお日様が消毒してくれます。
それが分かって日向ぼっこしていたのかな??
野良ちゃんはやっぱり逞しい、生きるすべを知っています。
この日のスリスリちゃんは白ちゃんが居てもおばさんに近づき尻尾を足の上に載せてきました。
”あら、可愛い!!”
いつものスリスリちゃんの姿に、、、ほっこりです。
帰り道ウォーキングコースの茂みの中に、この日は珍しくまだらちゃんが居ました。
いつもは白ちゃんと居ることが多いのですが、今日はひとり寂しそうです。
”まだらちゃん、白ちゃんは畑の方でスリスリちゃんといるよ。”
ひとりで不安そうなまだらちゃんは、小さな声で”にゃーん”と鳴きました。
奇しくも横に立っていた看板に”風雪は人を磨く”の文字が、、、こうして人も猫も強くなっていくのでしょう。
つい先日まで満開だった山那の山桜も、いつの間にかもう葉桜になっていました。
こんな時でも季節はゆっくりゆっくりと動いています。