一度は桜の時期に行きたいと思いつつ、なかなかチャンスがなく延び延びになっていた
「淡墨桜」を、今回念願叶いやっと満開の「淡墨桜」を見ることができました。
最近買ったカーナビを使い、何処かへ行きたいと娘と話し合っているうち話がまとまり、急に思い立って
出かけたのですが、幸いなことにこの日ほぼ満開で、思いがけず「淡墨桜」の素晴らしい姿を堪能できました。
「淡墨桜」の咲く淡墨公園は、この根尾川の赤い橋を渡って~~~
駐車場から少々坂道を上ること数分。
広い淡墨公園の奥に「淡墨桜」が見えてきました!!
”うわー満開!!”
思わず近寄って~~~
桜の周りにはすでに大勢の観光客の姿が、、、、
これが見たかった満開の「淡墨桜」です。
噂にたがわず素晴らしい佇まいです。
根尾の「淡墨桜」は樹齢1500余年のエドヒガンサクラ。
樹高16.3m、幹囲目通り9.91m、枝張りは東西26.90m、南北20.20mもあり
継体天皇お手植えという伝承があるそうです。
長年の間に幹内部にできた空洞も広がるなど幹の老化が著しくなり、昭和23年思い切った大手術が行われ
その後見事に甦ったのでした。
たくさんの支え木がそのことを物語っています。
見事に甦った「淡墨桜」は、満開の為か花びらの色は白!!
この「淡墨桜」つぼみの時は薄いピンク、満開の時は白、そして散り際には淡い墨を引いたような色
になるところから「淡墨桜」の名がついたといわれています。
それにしてもこの見事な幹、どっしりと大地に根を下ろし1500年余の風雪に耐えた幹です。
貫禄がありますね。
1922年、大正11年に国の天然記念物に指定されています。
いつまで眺めていても見飽きることがありませんでした。
思う存分「淡墨桜」を眺めた後は、淡墨公園内をちょっと散策~~~
公園内には三々五々ゆっくりと桜を眺める人々の姿が、、、、
園内に設けられた池を渡り、北側の高台まで登ってみることに、、、
高台から眺める淡墨公園。
北側には頂に雪が残った能郷白山の姿がありました。
広い園内には右側の「淡墨桜」とその後ろの「淡墨桜」二世の他にも、作家の宇野千代さんや水上勉さんが
植えられたという記念樹も数本ありました。
最初は花曇りだった天気も午後には青空も望めすっきりと、、、、
右側には淡墨観音を祭ったお堂がありました。
帰り際もう一度「淡墨桜」を振り返り、満開の時期に巡り合えた幸せに感謝でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます