弥生三月ももうすぐ、雛の季節が近づいてきました。
ここ数年押し入れの中で過ごしていた我が家のお雛様ですが、今年は虫干しを兼ね
七段飾りにせずに、緋毛氈の上に並べた平飾りにしています。
これなら毎年虫干しを兼ねて並べて楽しめそうです。
娘達のために求めた雛飾りですが、今や二人の孫娘の家にも婚家から送られたお雛様が部屋を
飾っているので、このお雛様は今やお役目ごめん状態なのですが、雛の季節になるとついつい
飾らなければという思いがします。
お雛様の時期に出さないと”お雛様が泣く”と言いますね。
隣の部屋でガサゴソやっていると、早速モモスケ君がやってきました。
”え、そこ歩くの??”
並んだお雛様やお道具類を不思議そうに眺めています。
いつもは走り回っているお部屋も、今日はお雛様に占領されてちょっと迷惑そう、、、、(笑)
それでもしげしげ眺めています。
”今までに見たことあるような、ないような???”
”これは何だろう??”
”これね、昔、おばさんが木目込んだ木目込みのお雛様なのよ”
”へー、おばさんがお人形木目込んだの??”
お雛様の前で、ちょっと神妙に~~~
”はーい、モモ君、こっち向いて、お雛様と一緒に記念撮影だよ!!”
”お雛様の季節を無事に迎えられてよかったね!!”
”次は桜の花の咲く頃が楽しみだね”
木目込み人形のお雛様とは別に、もう一つのお雛様、親王飾りは玄関の下駄箱の上に
並べました。
こうしてお雛様を出してみると,いくつになっても女性にとって嬉しい季節の行事です。
面倒な段飾りまではできませんが、こうした平飾りなら毎年風を入れ虫干しを兼ねて
飾れるので、お雛様を泣かさずにすみそうです。
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