岩村城を見た後城山を下りて細い県道を走っていると、畑の中ののどかな道の向こうに、
鯉のぼりがいっぱい泳いで知る風景に出会いました。
思わぬ光景に感激し、さっそく近くまで行き車を止めて、、、
青空に風を受けて勢いよくたくさんの鯉のぼりが泳いでいます。
その数はゆうに100は越えているようです。
鯉のぼりの向こうには、どこか懐かしいような農村風景が広がっています。
きっとこの鯉のぼりも近くの方々の呼びかけで催されているイベントかもしれません。
色もとりどり、、、、
周りの畦道に降りて、あちこちから鯉のぼりを見上げました。
青空の下、風を受けて勢いよく泳ぐ鯉のぼり。
童心に帰りいつまでも眺めていたいような風景です。
さらに行くと、道沿いの「農村景観日本一」という看板が目に入りました。
その光景を上から眺める高台があるとのこと。
やっと見つけ高台に上ってみると、、、、のどかな農村風景が広がっています。
目を凝らしてよく見ると、さっき見て来た鯉のぼりの場所もここから見えました。
「農村景観日本一」の称号は、平成元年に全国の環境問題を専門に研究している京都教育大学の
木村教授が名付け親で、その後マスコミが一斉に報道し一躍脚光を浴びたのだそうです。
全く知りませんでした。
この場所はは、東から西に少し傾斜した穏やかな岩村盆地の中にあり、周りには茅葺きや白壁の
昔ながらの農家や土蔵が点在する、昔ながらの農村風景が見られる場所です。
また眼下に広がる田園風景は、岩村町の約半分にもなるのだとか。
鯉のぼりが悠然と泳ぐのどかな岩村町は、偶然に知った「農村景観 日本一」の町でした。
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