156号線をさらに進んでいくと御母衣ダム湖畔の荘川桜が目に入りました。
どうやら満開のようです。
橋の手前で駐車して御母衣湖畔の中野展望台に立っている2本の巨桜、荘川桜を見ることに、、、
何度かこの道は通っていますが、桜の時期はなく、まして満開の荘川桜を見るのは初めてです。
今年は思いがけづ、根尾の薄墨桜とこの荘川桜を見ることができ、なんとラッキーなことでしょう。
この荘川桜は、樹齢約450年のアズマヒガンザクラ。
かなりの巨木でこの日は満開、多くの観光局でいっぱいでした。
この2本の荘川桜は、昭和35年、御母衣ダムの建設により湖底に沈んでしまうところでしたが、
桜を守る有志により、この場所に移され丸坊主だった桜の木も数年後には綺麗な花をつけることができました。
荘川桜と呼ばれている巨木の2本の桜、1本は飛騨では最高峰と言われた浄土真宗のお寺「照蓮寺」に
もう一本は、この照蓮寺の近所にあった「光輪寺」にあった桜だそうです。
荘川桜の向こうには、青い水をたたえた御母衣ダムが広がっています。
庄川をせきとめて造られた高さ131m、長さ405mの巨大なロックフィル式ダム。
この後も車で走っていても御母衣ダムがずっと続き、その大きさに驚きました。
荘川桜から車で30分で世界遺産になっている白川郷に着きました。
白川郷には何度か来ていますが娘は初めて。
手前の駐車場に車を止めでこの「であい橋」を渡って集落へ、、、
茅葺き屋根の家々が連なっています。
こんな風景が珍しいのか、ここでも多くの海外からの観光客でにぎわっていました。
聞こえてくるのは中国語、韓国語、東南アジアからの観光客も多かったようで、日本人は少なかったような(笑)
田植えの準備に入った田んぼ。
畦に咲く黄色いタンポポが鮮やかです。
一回りした後、展望台に上ってみることに。
すぐ近くの急な階段を上り息を弾ませて上がっていくこと10分、眼下に集落が見えてきました。
以前来た時は雪の時期で展望台までは遠回りして登ったのですが、こんな近道があったことは知りませんでした。
さらに少し場所を移動して展望台の正面に行くと、すでにここからの眺めを楽しむ観光客がいました。
何度見てもここからの眺めは素晴らしい!!
以前ライトアップされ白川郷の写真を撮りに来たとこがありますが、その時はこの場所にずらっと
三脚が並び新参者はなかなか列に入れず、三脚の隙間からやっと撮った覚えがあります。
その時の写真は白川郷1、白川郷2から。
眺めているうちにしだいに陽も傾き、下からの風も出てきました。
少しづつ家々の明かりがついてきましたが、ライトアップされているわけではないのでしだいに暗くなり
十分眺めた後帰りを急ぎました。
高速を使わず約3時間で戻れ、案外近い場所に世界遺産があることが改めて知りました。
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