風のたより

つれづれに

              ~~~  富山湾の雨晴海岸から日本海の白米千枚田へ  ~~~

2016-05-22 | 岐阜、富山、石川ドライブの旅



翌日は高岡の青銅製の大仏を見た後、国宝である瑞龍寺に寄りました。

瑞龍寺は、加賀藩二代藩主前田利長公の菩提寺として造られた曹洞宗の禅寺で
この山門は国宝に指定されています。

山門までの長い八丁道といわれる参道を通り瑞龍寺の総門へ、、、





昨夜の雨で緑を増した芝生が目に鮮やかです。

伽藍は総門、山門、仏殿、法堂を一直線に配し、左右に禅堂と大庫裏を置き、四方は廊下ではなく
長い土間が続いている珍しい造りでした。





瑞龍寺を見た後は富山湾に面した義経伝説で有名な雨晴(あまはらし)海岸へ、、、
ここには以前能登の撮影の旅で来ています。

手前の岩が義経一行が雨宿りしたといわれる伝説の義経岩で、遠くに見えるのが女岩。





雨晴海岸というとポスターなどでお馴染みの岩場の光景ですが、やっぱり何度見ても風情があります。
冬場にはこの岩場の後ろには立山連峰が見えるとのことですが、残念今回も見えませんでした。





写真を撮っていると、ちょうど赤い電車がやってきました。

カメラ好きの絶景の撮影ポイントとして有名な雨晴海岸を通る氷見線のようです。
この氷見線は、高岡と氷見を結んでいて車窓から富山湾と立山連峰、能登半島の景色を
楽しむ事ができるため、人気のスポットとなっています。

雨晴海岸を見た後は、かつての高速道路で今は全線無料となっている能越自動車道に乗りました。





能越自動車道は全線無料にもかかわらずほとんど車がなく、まるでワンマンドーロのようで快適そのもの!!
能越自動車道を走ること数十分、やってきたのは七尾湾です。

釣り人が、ゆったりと七尾湾での釣りを楽しんでいました。





そこからは七尾湾にかかる能登島大橋をわたり能登島へ、、、





さらに能登島を通過してツインブリッジのとを渡り対岸へ、、、





のどかな漁村が見えてきました。
向こうに見えるのは船宿でしょうか?





その後海岸を離れ、そこから国道249号線に入り日本海側に出て能登の里山海山にある白米千枚田へ。

運転を担当した娘にとって、この白米千枚田までの山越えのルートは、簡単な案内図とナビだけで走るため
一番心配な行程だったようですが、千枚田に着無事着いた時は、お互いほっと安心しました。


この白米千枚田も以前能登の撮影の旅で立ち寄っています。





日本海に突き出ただんだん畑の白米千枚田は絵になる場所で、能登を訪れる旅人には外せない
場所になっています。

棚田は一枚づつオーナー制度になっていると聞きました。





以前来た時には時間がなく回れなかった棚田を、今回はゆっくりと見ることができ、こんな場所を発見!!

一番右奥が元首相の小泉純一郎さんの棚田、その隣りが息子さんの小泉進次郎さん、さらにその隣りが
現安倍首相の奥様の昭恵さんの棚田だそうです。

皆さんそれぞれ来られて田植えをされたかどうかは定かではありませんが???





ハート型のこんなかわいい棚田もありました。

そろそろ陽も傾きかけてきました。
この日は朝から快晴、きっとこのままこの場所にいたら棚田に映る綺麗な夕景を撮れたかも
しれなかったのですが、、、、

不覚にも今夜の宿がちょっと遠かったため先を急いでしまいました。





もうちょっといればという後悔の念。

日本海に落ちていく夕日がやっぱり気になり、車の窓から何度となく眺め、ついには途中車を止めて
落ちていく夕日をやっと撮りました!!
なんとか間に合いましたが、、、、、





夕日が沈んだ後の、辺りをピンク色に染める夕景も素晴らしいものでしたが、、、

この夕景を眺めながら、長かった今日の一日に思いを馳せました。

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