久しぶりに近くの森に出かけました。
10月もいつしか半ば、今月末には主人の一周忌を控え、それにあわせ何かと用事があり散歩
もままならずでしたが、こうして森の中を歩いていると不思議な安らぎがあります。
秋の森はどこか心が落ち着きます。
どこか遠くに出かけなくても、周りには自然いっぱい!!
森の中に差し込む光の帯は神々しいいほど。
この道は旧中仙道。
昔、この道はもっと細く獣道のようでしたが、市の整備が入り敷石が敷きつめられ
道幅も広くなりすっかり綺麗になりました。
昔この道をどれだけの人々が行き来したのでしょうか?
姫街道とも言われ、多くの姫たちもこの険しい細道を籠に揺られ江戸に向かったことでしょう。
そんなことを思いながら辿ってみるのも大いなる浪漫ですね。
秋の日はここでも長い影を創っています。
散歩から戻り見つけた障子に映る庭の木々の陰。
これも秋の陽のいたづらでしょうか?。
手入れせずにすっかり伸びきってしまった庭木も今は植木職人の剪定を待つばかり。
猫の額ほどの庭に、入居当時の勢いに任せて入れた庭の木々が、今や始末に困るほど
大きくなってしまい、もはや私の手には負えなくなってしまいました。
ふと見上げた壁にかかる額に目が行きました。
我が家の壁に掛かり生活者を毎日見下ろす三つの額。
日ごろはあまり気にも留めずでしたが、改めて眺めてみると何と含蓄の多い格言である
かと気づかされます。
これは若い頃ちょっと習っていた習字の先生から頂いた色紙。
“玉磨かざれば光なし”
当時たくさんの格言からこれを選んで頂いたことは、まるで今の自分を分かっていたような、、、
こちらは主人が書の達人である会社の先輩から頂いた色紙の一枚です。
“心は丸く気は長く、腹は立てず横にして、口慎めば、命長し”とでも読むのでしょうか??
読み方は良く分かりませんが、長寿の秘訣には間違いなしですね。
これも同じく主人が先輩から頂いた色紙です。
この格言をよくよく見るたびに、なるほどと納得します。
現代人の日常を諭すように語り掛けてくる言葉の意味深さに感銘さえしてしまいます。
横書きを見るとこれは京都大徳寺大仙院のご住職のお言葉とか。
この“長寿十則”を励行していたら、主人はもっともっと長生きできたかも知れないと
思うと、今ではこれらの色紙の言葉が重く心に残る日々になってしまいました。
「少車 多歩」を実行して旧中仙道を歩いて
こられたのですか?
ご主人様の一周忌ですね。早いですネ。
現在は現世と来世の間にある世界をさまよっておられるのかな。
森林の力、叡智、癒しは私たちの生きる力そのものかもしれません。
私も携帯電話、テレビ、ラジオ、車の音から離れたいと思います。
改めて眺めてみると意味深いなと思います。
久しぶりに近場をウォーキング。
普段は車に頼る日常ですが、なるべく歩くように心がけています。
「少車 多歩」の実行でしょうか。
主人の一周忌ももうすぐ。
まだまだ実感のない出来事です。
今主人がどこにいるのかお分かりになるよう
ですね??
“次の五道転輪王まで十王”とは??
どういうことなのか私にはさっぱりですが??
とうにあの世に行っていると思っていましたが
一周忌が済まないと辿りつかない道なので
しょうか?
次の27日の初江王で三途の川を渡ります。
皆様が知っている閻魔大王さまは57日目に現れます。
ここで水晶の鏡に生前の行状が映されるとうかがっています。
百か日で平等王の審判をうけます。
一周忌で都市王の審判をうけます。
この王様が十人いるから十王という。
地獄に落ちても三十三回忌まで色んな神様が現れ助けてくれる機会を与えられると聞いています。
だから生きている私たちが、サボらないように一生懸命に法事を心を込めて行いなさいということです。
サボれば、ご先祖様は助かる機会が減るのです。
さっそくお教えいただきありがとうござい
ました。
そういうことだったんですか。
全く知りませんでした。
亡くなった人を弔うことは、残されたものの
大きな勤めだったんですね。
それにしてもバルちゃんはお詳しいですね。
ひょっとしてお寺様と深いご縁がある方でしょうか。
一般の人はここまでの詳しいことは知らないと思うのですが、、、
いづれにしてもお教えいただきありがとう
ございました。
法事にもそれぞれに意味があるのですね。
月日の経つのが早く、胸に迫るものがあります。
“玉磨かざれば光なし”
”長寿十則”
全く、その通りです。
あらためて心に刻みたいと思いました。
本当にあっという間の一年でした。
一年が経とうとしている今でもまだ主人の
亡くなったことが実感としてないのです。
この“長寿十則”改めて読んでみるとこれから
の日常に活かせるものばかりですね。
参考になれば幸いです。
早いですね・・
長寿十則その通りなのですが実行できないものですね。
最近怒ってばかりです、笑うことがない。
もっと気持ち切り替えできるといいのですけど。
モモスケくんはすっかりよくなりましたか?
外で怪我すると感染症が気になります。
もう1年たつのですね。
ご主人の思い出と一緒に、生活して元気にお過ごしください。