風のたより

つれづれに

                        ライトアップされた東京駅「赤レンガ駅舎」

2015-08-12 | 横浜&東京散策



浅草のホテルに戻る前に、東京に行ったら是非行きたい場所がありました。
新しくなった丸の内側の東京駅です。

2007年に復元工事が始まり、2012年の10月に完成した東京駅は、創建当時の姿に美しく甦り
夜はライトアップされています。

正面に見えているのは、中央口です。





中央口から左のドームが北口です。





さらに中央口から右のドームが南口。





丸の内界隈の高層ビル群をバックに、ライトアップされた東京駅「赤レンガ駅舎」は、とっても綺麗でした。





実はこれらの写真を撮るには、ちょっとした苦労がありました。(笑)
駅を出てすぐ近くからではその姿がよく分かりませんし全体も見えません。

そこで、、、、
道を渡り反対側の丸ビルに行ってみることに???
あのビルからきっと綺麗に見える場所があるはずだと、、、、、





そしてありました!!
東京駅の全体が見渡せる場所が、、、、





丸ビルに入り娘とあれこれ探したところ、、、、
5階の開放されたテラスがあったのです。
ここは駅舎や駅前広場が見渡せる絶好のビュースポットでした。

三脚もなしに夜景撮影で出来ることは、、、、ISO感度をあげてなんとか撮影です。(汗!!)
東京駅の写真は、みなこの場所から撮っています。





東京から浅草に戻り、ホテルに入る前に浅草寺をちょっとぶらぶら、、、

日中は観光客でごった返していたこの界隈も、夜遅くには人影もまばらです。





境内にある五重塔もライトアップされくっきりと、、、、





さらに同じ境内からは、明日登る東京スカイツリーのライトアップされた姿も綺麗に見えました。


                    シーバスに乗り”みなとみらい”の夜景を楽しんで~~~

2015-08-09 | 横浜&東京散策



氷川丸見学後は、海沿いに山下公園を歩きます。

赤レンガ倉庫を過ぎて、、、、“後で中に入ってみようか”と話し合って~~~
前回も脇を通りながら時間がなくて入っていませんでした。





横浜港にかかる大桟橋。

世界の人々を迎える横浜港の玄関口で、大型国際客船が寄港するターミナルになっています。
近くをクルーズ船が行き来する港らしい風景が広がっています。





近くには、この横浜の海を守るPolice船も停泊しています。





一回りした後は、また戻って赤レンガ倉庫に入ってみることに、、、、

赤レンガ倉庫は1号館と2号館があり、1号館はホールや展示スペースを備えた文化施設、
2号館はレストランやショップなどが揃った商業施設のようです。





まずは2号館の中に入ってみると、たくさんのレストランやショップが並んでいます。

でもここはかつて倉庫として使われた場所、固い鉄の扉や倉庫らしい雰囲気が随所に
残っていますが、かつての倉庫は今は若者や観光客の絶えないスポットになっています。

私もここで、可愛い動物たちが演奏会を開いている絵柄のマグカップを買いました。





あれこれとお店のはしごをし、外に出るともう夕暮れ。

この後は赤レンガ倉庫から横浜駅東口まで行くシーバスに乗って夕暮れ迫る“みなとみらい”の
夕景を楽しむことになりました。





このシーバスの存在もここに着てから知りました。
時間的にもちょうどいいようです。
予定もしないこんな偶然があるから旅は楽しいのです。

シーバスが入ってきました。
外の後部デッキに出て20分ほどの海からの夜景を楽しむことに~~~





シーバスがゆっくりとライトアップされた赤レンガ倉庫をはなれると、早くも後ろに”みなとみらい”の
観覧車が見えてきました。





出発の赤レンガ倉庫の岸壁を離れ、シーバスはスピードをあげて進みます。

“みなとみらい”の灯りの入ったビル群の光が綺麗です。
右端の細い塔は、クイーンと呼ばれる横浜税関の塔のようです。





左の高い建物がランドマークタワー。
前回はこのランドマークタワーに上り上からの夜景を撮りました。

その下は、観覧車のあるコスモワールド。

そして右の風を受けて帆の張ったような形のビルは、ヨコハマグランド、インターコンチネンタルホテル。
こんなホテルに一度泊まってみたいですね。





建物がどんどん近づき次の発着所が近いようです。

揺れる船の中から手持ちでの撮影はちょっと無理がありますが、、、、





ちょっとブレブレですが、コスモワールドの観覧車が綺麗な色に染まったので、、、、





シーバスは”みなとみらい”の発着所に近づきました。
ヨコハマグランド、インターコンチネンタルホテルの建物が迫っています。

ここで下船する人も多いですが、私たちは次の終点まで、もう少しの乗船を楽しみました。





港は行きかうクルーズ船でにぎやかです。





そしてやがて横浜駅東口のベイクウォーターに到着!!
わずか20分ほどのクルーズでしたが、海からの″みなとみらい”の綺麗な夜景を十分楽しみました。

この後は今夜のホテルのある浅草まで戻り、明日はよいよいよ待望の東京スカイツリーへ!!!

                          氷川丸見学   その2

2015-08-06 | 横浜&東京散策



船内見学はさらに続きます。





ここは喫煙室。
天井も高く、かなり広くて室内はゆったりとしています。





こんな足長の椅子に腰かけて、ゆったりと葉巻でもくわえていたのでしょうか。
一等喫茶室は外国人が多かったようです。





ここは一等客室です。
今からすると一等でもかなり狭い感じがします。
ベット横の洗面台もレトロな雰囲気です。

窓際には、貝殻を摸したような飾り毛布が置かれていました。





こちらはツインの一等特別室。

この船にはあの名優チャップリンも乗船したと言われています。
きっとこの一等特別室だったのでしょうね。

寝室の隣にはバスルームがあり、その隣にはリビングルームがありました。
一等特別室でも個別のベランダはありませんでした。





蚕棚の様な二段ベットのこちらは三等客室。二段で8人の寝床になっていました。
一等客室に比べるとかなり窮屈そうです。





広いベランダからはどんな風景が見えていたのでしょうか?





船の心臓部の機関室に下りてきました。
大きくて重そうな機械がずらっと並んでいます。

機関室は3層になっていて走行時にはきっとこの部屋は轟音が響いていたのでしょうね。





優雅な上の階と違い、まさに縁の下の力持ち。
たくさんの機関士が働いていたのでしょう。

ふと映画「タイタニック」の一場面を思い出しました。





この氷川丸が竣功したのは今から85年前。
日本郵船が1930年に竣工させた日本の12,000t級貨客船でした。

主に北太平洋航路で長らく運航し、1960年にそのお役目を終え、今はこうしてこの桟橋に
係留され博物館船としてよみがえりました。





一通りの見学を終えてやっと外へ、、、、

天井を覆うむき出しのパイプが当時の面影をしのばせます。





桟橋を渡り出口まで来て振り向くと、ちょうど係員が国旗を下げるところでした。
そろそろ閉館でしょうか?

思いがけず見学出来たことは本当にラッキーでした。

                            氷川丸見学  その1

2015-08-06 | 横浜&東京散策



暑さの充満する街歩きから、海沿いの氷川丸の係留されている山下公園に出て、
ちょっとほっとした気分です。
もうここは何度となく訪れている横浜を代表する人気のスポットです。





係留されている鎖の上に並んだたくさんのカモメが可愛い!!!





カモメの先に「船内をご見学いただけます」の垂れ幕が目に入りました。

“ 氷川丸の中見学できるの?入ってみようか!!”
何度か来ていても氷川丸の中が公開されていることは知りませんでした。
ちょっと嬉しい気分になりました。





乗船口のある桟橋の方に回りました。このタラップを上り船内に入ります。
一般300円、シニアは200円。

中はどんなだろう?ちょっとわくわく気分です。





入ってすぐ見えた船内通路。
けっこう狭い!!
そして時代を感じる雰囲気です。





ここは一等児童室。
明るい部屋で壁には可愛い絵が描かれています。





一等食堂です。





ここでは手入れが大変な銀食器が使われていました。
また一角には、秩父宮両殿下乗船のときの特別ディナーが再現されています。





時代を感じさせる貝殻をイメージしたようなレトロな天井からのライト。
当時全盛期だったアールデコ様式?
この氷川丸の船内にもいたるところにそんな装飾がなされているとか。

船の揺れを想定してかシャンデリアではなかったようで、、、、





船内の丸窓からは、みなとみらい方面が見えています。





アールデコ調の階段を上って上の階へ、、、、

手摺のカーブがいかにも優雅でエレガントな雰囲気を醸し出しています。





氷川丸の名前はさいたま市の「氷川神社」からとられたそうで、上の手摺の部分には氷川神社の
「八雲」の神紋が施されているとか。

ここもアールデコ調の装飾が見事です。





一等社交室に入ってきました。
一段と豪華な雰囲気です。

ふかふかの絨毯にふかふかのソファー。
ここではきっと紳士、淑女たちの優雅な和やかな語らいがされたことでしょう。


(続)

                         横浜中華街の街歩き

2015-08-04 | 横浜&東京散策



茨城の実家で二日を過ごした後、JRの高速バスで再び東京に戻って来ました。

都営浅草で下車し今日宿泊するホテルに荷物を預け、懐かしい京浜急行に乗って横浜へ、、、、

まずは中華街から~~
暑い真夏の昼下がりでも中華街はいっぱいの人出です。






真っ赤な建物は、おかゆで有名な謝甜記。
中華のおかゆは具がいろいろあっておいしいんですよね。

そろそろお昼、どこの店に入ろうかとうろうろするうちに、この暑さにくたびれ、ここでいいかと
入った別の店は期待した味ではなく少々がっかり、、、、





でも冷房の効いた店内で一休みし、ランチ後また街歩を開始、、、

軒並みに並んだ中国風の建物と看板のひしめきは、まるで香港の下町を歩いているよう。





歩いていると立派な中国風寺院の前に出ました。

ここは横浜中華街関帝廟。
以前にも一度立ち寄っています。
こんな暑いさなかでも参拝者が絶えません。





私たちもとりあえず参拝。
お線香の煙と香りが立ち込めて~~~





真夏の中華街は、赤と黄色の鮮やかな建物を見るだけでもちょっと暑苦しい感じですね。
日傘をさし汗をふきふきの街歩きも楽ではありません。(笑)

以前来た時には秋口で、この辺りで焼き栗を売っていたのを思い出しました。





パンダが大きな口をあけた入口は、、、中はアートリックミュジアム???





中華街の中をさんざん歩き、やっと海の見える山下公園までやってきました。
遠くからでも今や山下公園のシンボルになっている氷川丸が見えてきました。