風のたより

つれづれに

五葉アケビとシャガの花

2020-04-13 | 季節の草花



散策コースを歩いていて、大きな木の下にアヤメに似たシャガの花の群生を見つけました。

ちょっと薄暗い森の中で、白と青紫色の花の色が一段と浮き立ちます。





和名は射干、シャガは和名にするとこんな漢字なんですね。

アヤメ科アヤメ属 で4~5月頃に咲く花で. 原産は中国とか。

今では帰化植物として定着しているようです。





こんな可愛い黄色い花も、、、、

葉は綺麗な斑入りですが、花の名前が分かりません???





木々によってはもう新緑に向けて新しい葉が、、、

赤い小さい葉が新鮮です。





コース沿いに枝垂れ桜の木が数本ありますが、こんな高い木はこの木だけ。

高い木の上から優雅に下がる枝垂れ桜ですが、、、、もうそろそろ、、、、





何気なくいつも歩いている道沿いに、五葉アケビの木を見つけました。

よく見ると白と赤紫の可愛い雄花がいっぱい下がっています。





右上の大きな紫の花が雌花、下が雄花のようです。

アケビはアケビ科のつる性落葉低木で、漢字では「木通」、 表記では「通草・丁翁・山女」とも書くのだそうです。
初めて知りました。





枝に連なって下がるたくさんの雄花の花は、なんとも可愛い!!!





秋になったら、この辺りはにいっぱい五葉アケビの実がぶら下がるでしょうか??

今から楽しみですが、、、、、???

それまでに今のコロナウイルスは、どうなっているでしょう。





ブラウニングの「春の朝」の詩が心に沁みます。

””すべて世はこともなし””、、、いつになったら、いつもの日常が戻るのでしょうか???


葉桜と野良ちゃん達!!!

2020-04-09 | 



ウォーキングコースを歩いていると、春風に桜の花びらが~~~~

コロナコロナに追われているうちに、今年の桜も、もう終わってしまったような、、、、





いつもの森の中のウォーキングコースには、ところどころにこんな休憩所がありますが
今日も利用する人は誰もいません。

政府から出されている密閉、密集、密接とはかけ離れた環境に、今はただ感謝する日々です。





この先にスリスリちゃんと白ちゃんが居るはず、会いたい気分に足音も軽く~~~

こうして毎日のようにウォーキングを続けられるのも、この子達に会いたいためです。

”今日はいるかな??”と





と近づくと、、、、どこからともなく二人仲良く寄り添って並んで出てきました。

”あら、今日は並んで仲良くお出まし??”

白ちゃんとぴったり寄り添って歩くスリスリちゃんの尻尾はピーンと立っていて、
ひとりでいるより楽しそうです。





この後白ちゃんはカリカリを勢いよく食べましたが、スリスリちゃんは食べようとしません。

スリちゃんはあまりお腹がすいていないのかと思っていたのですが、、、、

白ちゃんが終わると、スリスリちゃんがそーっと食べだしました。

野良ちゃんの世界でも、ちゃんとご飯を食べる順番があったんですね。





白ちゃんは5匹いる野良ちゃんの中でも一番行動半径が広く、つい数日前には、ちょっと離れた小屋の前で
日向ぼっこしてました。

ただ右耳はかさぶたを脚で掻いたのか痛々しいほど真っ赤です。

どうしてあげることも出来ないけど、こんな時一番のお薬はお日様が消毒してくれます。

それが分かって日向ぼっこしていたのかな??

野良ちゃんはやっぱり逞しい、生きるすべを知っています。





この日のスリスリちゃんは白ちゃんが居てもおばさんに近づき尻尾を足の上に載せてきました。

”あら、可愛い!!”

いつものスリスリちゃんの姿に、、、ほっこりです。





帰り道ウォーキングコースの茂みの中に、この日は珍しくまだらちゃんが居ました。

いつもは白ちゃんと居ることが多いのですが、今日はひとり寂しそうです。

”まだらちゃん、白ちゃんは畑の方でスリスリちゃんといるよ。”

ひとりで不安そうなまだらちゃんは、小さな声で”にゃーん”と鳴きました。

奇しくも横に立っていた看板に”風雪は人を磨く”の文字が、、、こうして人も猫も強くなっていくのでしょう。





つい先日まで満開だった山那の山桜も、いつの間にかもう葉桜になっていました。

こんな時でも季節はゆっくりゆっくりと動いています。


”鶯と花のプロムナード”の下で!!!

2020-04-05 | 



明るい春の陽が続きます。

日差しに透かした花びらは、どこまでも透き通って、、、、





春の光に映える花びらに、ついうっとりと、、、、

今日もうららかな春の陽です。





久しぶりにモコちゃんに出会いました。

”久しぶりだったね、モコちゃん!!元気だった??”

猫なのに猫嫌いなモコちゃんなんです。(笑)

ほかの猫がいると、茂みに隠れなかなか姿を見せませんが、今日はラッキー!!!





モコちゃんが居たのは、”鶯と花のプロムナード”のプレートの下です。

看板どうり、この辺りには季節のお花が並んでいます。





まるで傘を広げたような濃いピンクのシダレモモの花が今満開を迎えています。





眩しいのか日差しを避けて日陰に入ったモコちゃんです。





遠くに鶯の声がします。


プレートどうり、ここは正に”鶯と花のプロムナード”です。





畑の近くには、春の眩しい日差しを避けて、今日も仲良くスリスリちゃんと白ちゃんが居ました。

最近ここで二人の姿をよく見るようになりました。

適当な距離を置いて、、、”仲良きことは美しきかな!!!”です。





朝晩はまだ肌寒くても、日中は眩しいほどの春の光に、スリスリちゃんと白ちゃん気持ちよさそうに日向ぼっこ。

猫はちゃんと暖かい所、過ごしやすい所をよく知っています。

後ろの白ちゃんを気にしながら、ちょっと離れたところでゴロンのスリスリちゃん。





おトイレは畑の隅に、、、、砂箱より気持ちよさそうですね。

二人とも交互におトイレ!!!(笑)

農家の方々ごめんなさい!!!





春風を受けながら、野良ちゃんにとっては一番過ごしやすい季節になりました。

ちょっとイカミミのスリスリちゃん。

白ちゃんが居るので、こんな時は白ちゃんに遠慮して、おばさんに甘えてきません。

代りにおばさんが、スリスリちゃんと白ちゃんにも、いっぱいなでなでしてきました。





ウォーキングコース横に可愛いスズラン水仙の花を見つけました。

スズラン水仙は、スノーフレークともいうようです。

スノードロップとも思ったのですが、お花の形が違うようです。





高い木の下の木陰に咲くハナニラの花も今が満開!!!

コースの行き帰りに、必ず目にする好きな春のお花です。





星の形をした花のため“スプリングスターフラワー”という別名も。

そしてまた、この花の形から「ベツレヘムの星」ともいわれていることを初めて知りました。


国宝犬山城と令和の桜!!!

2020-04-03 | 木曽川の風景



久々に桜の枝越しに見る犬山城!!!

前回は離れた公園の遠くから見ていた犬山城ですが、今日はもっと近くに場所を移し
国宝犬山城と令和の桜を楽しみました。

こちら岐阜県側から見る木曽川と国宝犬山城です。





この木曽川を渡ると、向こうはもう愛知県。

うららかな春の陽に誘われて、、、、カメラを持った人たちがちらほら、、、、





いつもは車で渡ってしまうライン大橋ですが、今日は近くに車を置きゆっくりと歩きます。

この角度から見る犬山城は、歩いて渡らないと撮れない風景です。

お城の下の黒い建物は、露天風呂の宿として有名な迎帆楼です。





今渡ってきたライン大橋。

緑地公園へのウォーキングには、毎回この橋を渡ります。





岸に上げられた屋形船。

本来なら船からの桜見物の観光船が出る頃ですが、今年は、、、、???





更に階段を下がり裏側に回ってみると、、、、たくさんの船が、、、、

こんな風景を見るのは初めてです。





元の道に戻って、、、

右側の建物が、全室半露天風呂の付いた十室限定の宿(迎帆楼)です。

ここを回ると、、、左奥に犬山城が見えてきました!!!





更に進んで、、、、この辺りが犬山城と櫻が見れるベストポインのようです。





見上げる先には、満開の桜に包まれた犬山城の姿が、、、、





まさに満開の桜ですが、見上げる人はまばら、、、もったいない!!!

スマホを横にしたり、縦にしたり、、、(笑)





コロナに明け暮れる令和二年の春ですが、いつもどうりにお花見が出来た幸運に、ただただ感謝です。





この国宝犬山城と満開の桜を見上げていると、、、、、

ふと厳しい現実と息苦しさから、しばし忘れてしまいそうな春の陽です。


コロナの世でも・・・桜咲きました!!!

2020-04-01 | 木曽川の風景



コロナ感染で明け暮れた2月、3月がやっと過ぎ、4月がやってきました。

とはいえ、コロナ感染はますます拡大が進み,今だ終息のめどが見えません。

そんなコロナ一辺に染まってしまった季節ですが、こんな世でも日本では桜が咲きだしました。





青空ではないけれど、、、、





桜は咲く時期を悟り、精一杯咲きだしました。





雨の後に一気に咲きだした桜、、、、





”みんな頑張って!!!”と語りかけるかのように、、、





桜の咲く姿は、やっぱり日本の春です。





そして、公園には鮮やかな黄色のレンギョウの花が咲き、、、





二色咲きのハナモモも咲いています。

これはハナモモの紅白代わり咲きで、”源平ハナモモ”とも呼ばれるものとか。

このように紅白の二色咲きは、源氏と平家の旗の色にちなんで「源平咲き」と呼ばれるようです。





土手には青紫色のムスカリの花も咲きだしました。








桜の枝越しに見えるのは、国宝犬山城。

コロナの世でも桜が咲き、季節の花々が咲き、そして今満開を迎えています。