尾辻さんのアメリカ研修記を読んでいます。日本にいてもアメリカの様子が写真を通して手に取るようにわかり、インターネットってすごいなと今更ながら思います。同時進行で世界を感じることができます。
本やネットで海外の様子は知っていましたが、パレードやフェスティバルに集まるあの人の多さは驚きです。みんな堂々とカミングアウトして普通に暮らしている。ゲイやレズビアンのカップルが普通に子どもを育てながら、パレードにも参加している。ヒューマンライツ・キャンペーンやP-FLAG、その他様々な組織が様々な人々の人権を訴え、守り、活動している。ゲイ・パワーの強さは今では常に政治を二分するほど。
でも、もう一方では同性婚を禁止するための憲法修正案を何が何でも通そうとする動きもある。日本ではまだまだカミングアウトする人が少ないので、問題が可視化されていないことが偏見や差別の大きな理由となっていますが、あれほど多くの人がカミングアウトし、普通に暮らしている、つまりすぐ隣に当事者がいるにもかかわらず、その人たちの権利を認めようとしない、そんな動きがある。これは一体何なのだろうと考えてしまいます。宗教の力でしょうか? それとも単なる人間のレベルの低さ? つまり人を思いやる心が欠如しているのでしょうか・・?
考えてみれば、どんなことでもすべての人が賛成することなどありえないわけです。それはそれで自由なのですから。この反勢力は、たとえば船が前進するときに帆にはらむ風のようなものなのかもしれません。要はその風をさわやかに受けながら、それ以上の力で前に進めばいいのです。日本でもみんなの力を集めて早く船を前進させなければ。残念ながらまだ風は感じられていません。
本やネットで海外の様子は知っていましたが、パレードやフェスティバルに集まるあの人の多さは驚きです。みんな堂々とカミングアウトして普通に暮らしている。ゲイやレズビアンのカップルが普通に子どもを育てながら、パレードにも参加している。ヒューマンライツ・キャンペーンやP-FLAG、その他様々な組織が様々な人々の人権を訴え、守り、活動している。ゲイ・パワーの強さは今では常に政治を二分するほど。
でも、もう一方では同性婚を禁止するための憲法修正案を何が何でも通そうとする動きもある。日本ではまだまだカミングアウトする人が少ないので、問題が可視化されていないことが偏見や差別の大きな理由となっていますが、あれほど多くの人がカミングアウトし、普通に暮らしている、つまりすぐ隣に当事者がいるにもかかわらず、その人たちの権利を認めようとしない、そんな動きがある。これは一体何なのだろうと考えてしまいます。宗教の力でしょうか? それとも単なる人間のレベルの低さ? つまり人を思いやる心が欠如しているのでしょうか・・?
考えてみれば、どんなことでもすべての人が賛成することなどありえないわけです。それはそれで自由なのですから。この反勢力は、たとえば船が前進するときに帆にはらむ風のようなものなのかもしれません。要はその風をさわやかに受けながら、それ以上の力で前に進めばいいのです。日本でもみんなの力を集めて早く船を前進させなければ。残念ながらまだ風は感じられていません。