封書とハガキ

ネックレスがひとつ行方不明ということに気がついたのが月曜日。火曜日に家を捜索したけど見当たりません。どこで外したか思い出せ、自分。

最後につけていたのは…、最後に…。
あっ！高野山！
ピアスと指輪は部屋で外したけど脱衣所でネックレスを着けたままなのに気がついて外した記憶が…。
はて、それをどこにやったかいな…？
覚えがない。

賢明なる私は高野山の宿坊宛てに返信封筒と切手を同封して手紙をしたためました。
「もしかすると、忘れ物をしたかもしれません。あったら、返信封筒で送ってください。なければ切手は寄付します」
今朝、出勤途中でポストイン。
それにしても、どこで落としたのかな？脱衣所？部屋？
と会社に着いてから考えているとふとあるイメージが脳裏に浮かびました。
化粧ポーチにネックレスを入れる私。
ま、まさか…。
化粧ポーチを開けると…ありました。ネックレスが。
慌てて会社に置いてる私物のハガキで高野山宿坊宛てに「ネックレス見つかりました。切手は寄付します。自分のうっかりを恥じ入るばかりなり」と再度したため、封書を出したのと同じポストに投函に走りました。
明日、高野山の宿坊にはうっかりさんから封書とハガキが届けられることでしょう。