祇園祭礼信仰記 ぎおんさいれいしんこうき
金閣寺の段
爪先鼠の段
桂川連理柵 かつらがわれんりのしがらみ
六角堂の段
帯屋の段
道行朧の桂川
2等席に座っていたら、1等席に日舞の別のクラスの方がいらっしゃいました。三味線をされている方、さすが三味線方の前のお席でした。私は、基本2等席。
祇園祭礼信仰記
詳しい説明は、興味がある方なら調べるだろうと割愛。信長とか秀吉をモデル(?)にした二次創作(?)みたいですよ(?が多いのは気にしないこと)。
金閣寺を我が物顔でのっとっている大膳氏は見るからに悪役で主ある花(つまり人妻)の雪姫を政治的に理由から幽閉みたいな感じ~(これが私の理解力)。雪姫は人妻なれど、姫と名がつくように振袖着てるべっぴんさん。となると、大膳氏の目的はひとーつ!さかんに寝よう、寝ようと迫る。いいのか、ぶっちゃけすぎじゃないのか?
話は展開して雪姫は庭の桜の木にくくりつけられ半狂乱になるのですが、著名な絵師の孫だけあってじーちゃんが涙で鼠を描いたことをおもいだして、桜を足で集めて鼠を描きます。あ~ら、不思議。その鼠がリアル鼠となり、縄をかじってくれるんです。
あとすごかったのは、味方の人が幽閉されている将軍の母の尼僧を助け出す場面。
舞台が1階から3階へとスクロールする大きな仕掛けが圧巻。味方の人、尼僧を竹の先にくくりつけて飛ばすのです。
えーー、愛宕山(落語)じゃないんやから。
勧善懲悪、めでたし、めでたし。
桂川連理柵
心中もの。しかも、不倫の末の。というか、因縁もの?
お絹さんはよーできた嫁さんですが、近ごろ旦那が隣家の娘・お半とねんごろでは?という噂がでてるんです。旦那は生い立ちにいろいろあり、後継ぎながら実子じゃないという立場もあり、家の中にも陥れようとしている人がいるわけです。
お絹さんは隣の家の見るからにバカな丁稚をお半の相手に仕立て上げるんですけど、すでに娘は身重で…。
えーっと、旦那38歳、お半14歳。あかんやん!犯罪やん!
しかも、旦那には隠れた過去が…。15年前にも芸妓と心中しようとして自分だけ逃げていた。
お半はあの芸妓の生まれ変わりかも。
ええっ。それで心中を完結させるんかいな。ま、えーけど…。
で、この死を覚悟した道行が切ない。旦那は捨て子だったり、家での愛情が足りなかったのもあったのか隣家の娘を大変かわいがっていたんですよね。それがこんなことに。い、いや、自業自得やねんけど。
この道行のところで私注目の男前の太夫さん(23)がでてました。眼福。
脚色されていますが、二人が川で死んだのは実話だそうです。
こう書くと深刻な話のようですが、途中でドタバタのお笑い場面もあります。狂言回しの隣の丁稚。やたらめったら「はなたれ」と言われてましたので、そういう設定なんかと思ってたら実際に青い棒が鼻穴から出たり入ったりしていたようで。くーーーーーーー、2等席ではそれ見えへんから(泣)
しかし、次回の若手公演ではもっと前の席を取ったのだ!※値段の区分がなかったから。あー、男前をよく見るために床に近い席にすべきだったか(爆)
金閣寺の段
爪先鼠の段
桂川連理柵 かつらがわれんりのしがらみ
六角堂の段
帯屋の段
道行朧の桂川
2等席に座っていたら、1等席に日舞の別のクラスの方がいらっしゃいました。三味線をされている方、さすが三味線方の前のお席でした。私は、基本2等席。
祇園祭礼信仰記
詳しい説明は、興味がある方なら調べるだろうと割愛。信長とか秀吉をモデル(?)にした二次創作(?)みたいですよ(?が多いのは気にしないこと)。
金閣寺を我が物顔でのっとっている大膳氏は見るからに悪役で主ある花(つまり人妻)の雪姫を政治的に理由から幽閉みたいな感じ~(これが私の理解力)。雪姫は人妻なれど、姫と名がつくように振袖着てるべっぴんさん。となると、大膳氏の目的はひとーつ!さかんに寝よう、寝ようと迫る。いいのか、ぶっちゃけすぎじゃないのか?
話は展開して雪姫は庭の桜の木にくくりつけられ半狂乱になるのですが、著名な絵師の孫だけあってじーちゃんが涙で鼠を描いたことをおもいだして、桜を足で集めて鼠を描きます。あ~ら、不思議。その鼠がリアル鼠となり、縄をかじってくれるんです。
あとすごかったのは、味方の人が幽閉されている将軍の母の尼僧を助け出す場面。
舞台が1階から3階へとスクロールする大きな仕掛けが圧巻。味方の人、尼僧を竹の先にくくりつけて飛ばすのです。
えーー、愛宕山(落語)じゃないんやから。
勧善懲悪、めでたし、めでたし。
桂川連理柵
心中もの。しかも、不倫の末の。というか、因縁もの?
お絹さんはよーできた嫁さんですが、近ごろ旦那が隣家の娘・お半とねんごろでは?という噂がでてるんです。旦那は生い立ちにいろいろあり、後継ぎながら実子じゃないという立場もあり、家の中にも陥れようとしている人がいるわけです。
お絹さんは隣の家の見るからにバカな丁稚をお半の相手に仕立て上げるんですけど、すでに娘は身重で…。
えーっと、旦那38歳、お半14歳。あかんやん!犯罪やん!
しかも、旦那には隠れた過去が…。15年前にも芸妓と心中しようとして自分だけ逃げていた。
お半はあの芸妓の生まれ変わりかも。
ええっ。それで心中を完結させるんかいな。ま、えーけど…。
で、この死を覚悟した道行が切ない。旦那は捨て子だったり、家での愛情が足りなかったのもあったのか隣家の娘を大変かわいがっていたんですよね。それがこんなことに。い、いや、自業自得やねんけど。
この道行のところで私注目の男前の太夫さん(23)がでてました。眼福。
脚色されていますが、二人が川で死んだのは実話だそうです。
こう書くと深刻な話のようですが、途中でドタバタのお笑い場面もあります。狂言回しの隣の丁稚。やたらめったら「はなたれ」と言われてましたので、そういう設定なんかと思ってたら実際に青い棒が鼻穴から出たり入ったりしていたようで。くーーーーーーー、2等席ではそれ見えへんから(泣)
しかし、次回の若手公演ではもっと前の席を取ったのだ!※値段の区分がなかったから。あー、男前をよく見るために床に近い席にすべきだったか(爆)