【演目】
座談会
露の眞 「子ほめ」
古今亭菊千代 「ふぐ鍋」
桂あやめ
仲入り
三遊亭歌る多 「悋気の火の玉」
露の都 「青菜」
今週の昼席は、女流ウィーク。金土日は東京から師匠を迎えて。男性の噺家さんは女性方が選んだ方がでてるとか。
夜のこの日は、顔見世興行、座談会では更年期的な話題に受ける会場←笑える世代。
菊千代さんは、やっぱりかわいくて子どもがでてこなくても、ふんわりした感じ。
あやめさんの新作は、平家物語の登場人物が現代に転生して女子会をしているという設定←これはいろんなパターンに使えるんでは。女三人の会話がおもしろかったです。毒もちょっぴりありました。
今年もお会いできた歌る多さん♪やっぱり、かっこいい~。「悋気の火の玉」は、本妻と妾が呪いあって死んじゃうんですが、火の玉になっても悋気していて…。めっちゃ、おもしろかったです。特に本妻さんの火の玉。歌る多さんは、ぱっと入るくすぐりもさりげなくて「粋」だなあ。
出囃子に使っておられる「正月娘」は、もともと上方の出囃子なので、東京ではちゃんと太鼓を叩いてもらえず、上方の人に叩いてもらってうれしい、と言われていました。
私はお囃子教室の影響もあり、お囃子、特に太鼓をよーく聞くようにしようと思って、プログラムを開いたら…。勉強させていただきました。
都師匠はホルモン治療で体がやっと楽になってきた、なんて、ぶっちゃけ話から。本当は別の噺の予定だったけど、…なのでと冬の設定にした「青菜」を。
毎年思うけど、送り出しのみなさんにいつもびっくりします。
小柄な方ばかりなんですが、舞台でいかに存在感があるかってことですね。
注意:昼席の方の名前で字が赤いのは落語以外の色物で出演という意味です。