暁を 朝鶏告げよ 夏至の空
馬糞 Bafun
一年で一番日が長い夏至であることに、その日の短い
夜になって気がついた。
午前4時11分、一番鳥の第一声とともに起きた。
一年で二番目に早い博多の朝陽は5時11分、曇り空
に埋もれていたが、いよいよ夏になる。
博多の町筋には飾り山が立ち始めた。
人形師も忙しい夏である。
その夏至の朝一にテポドンを撃ってくるかとも思え
たが、核弾頭の取り付けが遅れているのだろうか。
発射ボタンに指先がかかったその瞬間、大地震が起こ
り、ミサイルに代わって大津波が襲ってくるというシナ
リオが浮かぶ。
どちらにしても、無事には収まらない事態である。
そんなときに、老兵小沢一郎(過去世は伊達政宗)の
いくさ好きは困ったものである。
時代錯誤の老兵に、自民党の面々もため息をついてい
ることであろう。
二大政党などとおだてるマスコミが最悪なのではある
が・・・。
政治は国民に危機感と責任感を持たせるものでなけれ
ばならない。
そこで、サプライズ戦略を期待したい。
征韓論、大規模減税と公務員の派遣社員化、民主党細
分化による民主ホールディング党構想などいかが。
小沢の癖は、天下を治めることではなく、天下を取る
ことが目的である。
目的のためには手段を選ばず、親をも殺す。
権謀術数をめぐらし、他人の足を引っ張る戦い方をす
る。
その点は民主党の体質でもあるが。
二大政党制は多様化の時代にはふさわしくない。
政党政治の否定にもなりかねない。
政党は多様であるべきである。
しかし、政治決定をするには、いわばトーナメント制
というべき集約が必要である。
そこで、政党グループとして編成されたホールディン
グ政党を提案するものである。
短い夜に、長い昼間を反省しよう。
長寿のための一日一生である。
Bafun
夏至⇒
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http://iroha-japan.net/iroha/A04_24sekki/06_geshi.html