志賀の浜 潮に行き交う 蛍烏賊
梅士 Baishi
夏の陣は猛暑もあって、精魂尽きる戦いだった。
しかし、敵も去る者、裏をかかれたようである。
なかなか、苦労が報いられるということがない。
人生万事塞翁が馬というほどの良いこともなかった。
分不相応の夢を見る凡人と言うことなのだろう。
今日は八月の終わり、旧暦でも文月の晦日である。
やっと一息、何もする気がしない休養の一日を迎え
ている。
月曜日は、台風10号の時化が続く海を船で志賀島
に渡った。
小さな高速艇がズシン、ズシンと砕波して揺れた。
わずか20分程度の渡船なのに、久しぶりに船酔い
した。
波濤の打ちつける海を見ていると、見飽きることが
ない。
波は、岩礁に砕け、海岸に打ち寄せては様々な表
情を見せる。
そのダイナミックなエネルギーと同じ形のない繊細
な造形が心を惹きつけてやまない。
夜中、ビュービューと吹き付ける風と波の中、真っ
暗な海岸に波を見続けた。
ドーンと打ち寄せて来る波濤の中に、青く光る生命
体がスーッと飛ぶように泳いでいる。
何とも神秘であり、美しかった。
蛍烏賊だろうか。
今年はついに蛍を見ることはなかったが、打ち付け
る波の中に蛍を見るようで、幸せなひと時だった。
歴史書は結果論として記録される。
しかし、現実の歴史は、限界点まで動かない。
ときどき、小刻みに震えるが、大きな動きではない。
アメリカの大統領選挙は日程が決まった動きだが、
それでも、長く、長く、感じられる。
日本の人民民主党政権の時代も長く長く感じられ
た。
チャイニーズ共産党政権も、実に長い長い傲慢と
冷酷と殺戮の政治が続いている。
永遠の政権でもあるかのように明日も続くのであ
る。
いつくるかは全く分らないが、チャイニーズ共産党
政権が崩壊し、朝鮮地域が崩壊する時は、一気に歴
史が動くのだ。
EU崩壊は英国の離脱から始まるという予言は10
年以上も昔の予言だが、やっと離脱が決まったがまだ
離脱はしていないという状況が続いている。
なんとも気の長い話が、歴史的リーダーの仕事で
あり、結果論でしかわからないのが凡人である。
歴史を動かす正体は、確信なのだろう。
未来を見据えて、日々を積み重ねる地道な努力な
のだろう。
手筋が読めるか否かが、歴史の主役か否かを決め
ているのだろう。
凡人の身にはもどかしいことである。
超小型核兵器の開発、無人戦闘機と無尽戦艦、レ
ーザー兵器の開発、敵ミサイル誘導兵器の開発、潜
水戦艦ロボットの開発・・・。
新兵器開発競争である。
軍事・科学・産業予算として20兆円規模は必要だ
ろう。
いつの時代も、軍事と産業は表裏の関係である。
安倍政権は幸福実現党を潰しにかかっているが、
安倍政権を含む政党政治の時代が、脱皮の殻にほ
かなるまい。
しばらく、カモフラージュに使っているだけというのが、
幸福実現党の忍耐の姿なのではないか。
二百十日とはいえ、神の怒りはUターン台風10号を
東北に初上陸させ、太平洋上ではハワイ初上陸の勢
いであり、アメリカ西海岸には三つのハリケーンを渦巻
かせているという。
もどかしいのは、神もまた同じと言うことか。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党