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旧友の 名を忘れたり 熱帯夜
馬糞 Bafun
8月26日Sun 7:17AM 32.1℃ 87%
熱帯夜は寝苦しい夜だというが、その性ではなかった。
なぜか、人生の苦境に立って共に切磋琢磨していた仲間のことを
思い出していた。
夢の中である。
ところが、そのリーダーだった人の名前がどうしても思い出せない
のだ。
羊を数えるがごとく、あらゆる名前を検索して悶々として夜が明け
た。
それでも思い出せなかった。
寝不足の頭をボーっと宙に浮かべていたとき、ふっとその名前が
出た。
タネムラ・・・、
ああ、そうだった。
長崎の入り組んだ長い坂道を放浪するような、ああ、何とも寝苦し
い夜だった・・・。
忘却仕り候。
もう、忘れ去るべき過去ということであろうか・・・。
情報も排泄しなければならない。
忘れるということは、新しい重要情報を入れる準備が始まったとい
うことであろう。
忘却は精神の健康に欠かせない。
しかし、あるエロ作家が書いた『鈍感力』なる厚かましい感覚であっ
てはならない。
恥や責任に鈍感になるような忘却は、救いがたい人間になるという
ことだから。
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【新エネルギー開発競争を勝ち抜け】
今年は、クマゼミが異常発生したという大阪のニュースがあった。
かつて、クマゼミといえば九州の蝉だった。
そういえば、デング熱を媒介するネッタイシマ蚊が日本でも見られ
るようになったという。
都会で大繁殖する危険がある。
東京にいた頃、デング熱に良く似た症状で一週間近く寝込んだこ
とがあった。
手のひらと足の裏の皮がむけてしまうほどにひどかった。
今後、亜熱帯地方の病気が日本に広がる危険がある。
温暖化でクマゼミが増える程度なら良いが、未知の病気が広がる
ことには警戒を要する。
デング熱⇒ http://www.forth.go.jp/tourist/kansen/09_dengu.html
こうした、異常な気象変化は、人類にも責任があるだろう。
言われているようなCO2による劇的な温暖化であるとすれば、
これは由々しき問題である。
温暖化問題を契機に、日本が早急に手を打つべきことは、エネル
ギー革命である。
日本独立のためにも、エネルギーと食料の自給自足体制の確立
は焦眉の急である。
理想は、個人がエネルギー装置を携帯できることである。
電池のように、持ち運びできる大量のエネルギー発生装置がで
きれば、個人は一層自由を享受できる。
当面は原子力発電と、水素電池の開発で補うとしても、新エネル
ギー物質の発見も急がれる。
こうした、エネルギー革命こそが、新時代の日本が果たすべき重
大な役割の一つであることは間違いないであろう。
だから、安倍総理も、その研究開発プロジェクトに、防衛予算に
準じる投資をすると、宣言すると良い。
自信を持って、改革を進めて欲しい。
役割を果たさずして、総理を辞してなるものか!
梅士 Baishi
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