もみず葉を 深々被り 里山の
なお深々と 被りて眠り
梅士 Baishi
11月も晦日になった。
今朝の気温は10℃を割り込んだ。
水がジ~ンと冷たい。
朝陽が寒そうに赤らみながら山の端に顔を出す。
桜の紅葉に日がともる。
そこに、鹿などが歩いていると絵になろう。
夏場に汗をかいていた道が、今はすっかり贅沢な落ち
葉を敷いている。
街路の銀杏は、半分冬になっているものもある。
ずいぶんと景気よく黄金の銀杏を散らしたのだ。
夕方六時にはすっかり暗くなる。
里山は深々と落ち葉の布団にもぐりこん込む。
その山の奥には鳥たちが寝言を言いながら眠っいるの
だろう。
ときどき、ピヨピヨと寝言が聞こえる。
親に甘えていた頃を夢に見ているのか。
大和には、そんな生き物たちがけなげに生きている。
里山をチャイナに蹂躙させるわけには行かない。
鳩ならよいが、山鳥や獣たちまでも中華料理にさせる
わけには行かない。
大和の国は、中国人には似合わない。
【 田母神国軍予算を創意せよ 】
日米安保のタブーの一角は、スパイ衛星の開発と打ち
上げによって破られた。
しかし、その精度はアメリカの技術にははるかに及ん
でいないと言う。
F22情報開示拒否の理由は、日本に機密の信用がない
からだとも言われている。
であれば、そこに日本の課題がある。
情報インフラや宇宙開発から始める事に大きな障害は
ないだろう。
情報あってこその武力である。
国家存亡の危機である。
先行投資の軍事予算が求められる。
クロネコヤマト創業者、小倉昌男の経営学に「サービ
スが先、利益は後」というセオリーが語られている。
先行投資がビジネスである。
先行の目的が、サービス精神にあるというのだ。
そして、最期には一人にてもやると言う断固たる決意
と勇気である。
日本国家の独立安泰と使命遂行のためには、軍事は最
優先のサービス課題である。
田母神閣下も、近著『田母神国軍』で、なんとも控え
めな軍事予算案を提出してくれている。
子供手当て2兆2500億円の三分の二の予算で、日
本独立の国軍が立てられるというのである。
いやいや、原子力空母1隻9000億円というなら、
まず5隻に加えて、とりあえず、初年度は20兆円ほど
の予算を日銀特融ないし、特別国債の日銀引き受けとい
う方法で調達することだ。
さすれば、みなが喜ぶらしい円安にも寄与するであろ
う。
デフレ脱却のインパクトを持つであろう。
クロネコ型防衛予算を創意してほしいと思う。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi