閑散と 神もい寝しか 旧えびす
梅士 Baishi
今日は旧暦の十日えびす、本えびすである。
といっても、十日えびす神社にその気配はない。
人気もなく、静まりかえっている。
旧暦の陰影が見失われたことは残念である。
繁盛うどん、繁盛そば、繁盛七草雑煮の店を置き、梅
園では梅見の茶だんごという楽しみを配置する。
商売繁盛の神様なら、そのくらいの心遣いが合っても
しかるべきであろうが・・・。
二月は今日が最期の晦日でもある。
明日からは春三月。
北京公害、放射性黄砂、杉花粉などの複合汚染に苦し
んでいるが、誰も責任を取らない公害問題である。
本来なら、北京政府はチャイナ製自動車の使用禁止、
電気自動車への転換、核実験の中止と核兵器の廃棄を進
め、日本に対して謝罪の上損害賠償として5兆円ほどを支
払うべきであろう。
日本からのODAは全て返還すべきである。
また、杉山の所有者にも、杉の管理と損害賠償責任を
追及すべきである。
手に負えないというなら、山の所有権を放棄し、これ
までの損害に対する賠償責任だけで済ませても良い。
企業からの公害には集団訴訟が相次いだものの、山林
関係者にはその動きがないのはどういうことか。
「イスラム国」による、日本人人質殺害事件について、
犠牲となった後藤健二氏と湯川遙菜氏の強い希望による
霊言が出版され、波紋を呼んでいるという。
今更読んでも・・・、と保留していたが、読んでしま
った。
覚悟の死であったろうに、納得していなかったようで
ある。
後藤氏は少し反省したようであるが、湯川氏はヒーロ
ー願望が強く、幼稚だった。
しかし、非武装では国家としての責任はとれないこと、
日本の宗教音痴はあまりにも非常識であることなどが指
摘されていたことは、彼らの遺言というべき部分であっ
たろう。
また、追い詰められた人々を救いたいという思いと行
動は、非凡ではある。
イスラム国の人々は、悪魔ではないが、武士でもない。
一般人を人質に脅すなど、日本の武士がやることでは
ないし、卑劣である。
他方、欧米にも正義はない。
自分たちの民族差別意識をそのままに、無差別空爆に
よる殺戮は、卑劣という以上に非道である。
両者を批判し、イスラムの窮地を救うべき責任が、日
本政府にあるということを今一度自覚すべき事ではない
か。
そのような問題提起となるならば、テロの犠牲となっ
た人たちも報われるというものである。
そのようなメッセージをイスラム諸国に対しても出す
べきである。
テロをやめるというなら、日本軍の指導の下に、正規
軍を育ててやっても良い。
しかし、男女共に、日本による教育を妨げてはならな
いという条件ではどうか。
日本の教育を受ければ、必ず豊かな国に育つだろう。
そういうメッセージを、安倍晋三総理に期待したい。
後世への遺産となる円借款でやれるのではないか。
円建て経済圏を作ることにもつながるだろう。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党