梅雨の翅 日に干しており 風とんぼ
梅士 Baishi
昨日の日曜日、雨が上がって爽やかな風が吹いていた。
午後、思い立って山歩きをした。
ほんの気晴らしのつもりだった。
うどん定食で腹ごしらえをして、午後2時、南蔵院を登
り始めた。
南蔵院から15分上ったら、筑前山手までは下り坂で
ある。
1時間で分岐点に達し、樹芸の森をめざす上り坂に入
った。
そこは大きなカラス蛇を見かけた山道である。
蛇はいなさそうだなあと思っていたところにちょろち
ょろと走り始めた。
ヤマカガシのちび蛇だろうか。
あっという間に見えなくなった。
周辺の樹海にはハルゼミが鳴いていた。
波のようにジュワ~ンと盛り上がるのである。
その正体は発見が難しい。
しかし、定宿の木を目を凝らして探していたら、木の
模様にそれらしい形状が見えた。
見つけた!
およそ一時間余で樹芸の森に達した。
あとは自然歩道の下り道である。
しかし、一息入れるとそれもつまらなく思えた。
それで、未踏の飯盛山下りルートを探索することにし
た。
356mの山頂から少し先までは目印を頼りに行けた。
ところが、その先から目印が消えた。
行く手は道らしいものがなく密林模様になっている。
とにかく前に進むことにした。
しかし、いよいよ行く手を塞がれる。
しかも、鋭角的な急斜面である。
濡れた地面はずるずると滑った。
その急斜面はいよいよ深い闇になり、ついには沢からV
字谷に落ち込んでいた。
もはやこれは低山遭難である。
覚悟を決めて再び急斜面を登り始めた。
夕刻5時を過ぎている。
生木を摑み、ピッケルを突き刺して這い上ったがピー
クが見えない。
獣道のような横道をたどったが、活路は見えない。
そこに人工のポールが立っていた。
これかと思ったが、絶壁のような急斜面である。
そこを泥まみれになりながら急滑降した。
到達した娑婆は、中腹の車道だった。
結局、飯盛山下山コースは藪の中のままだった。
う~ん、悔しい・・・。
(英国のEU離脱票決の批判的波紋)
英国のEU離脱の国民投票は国家の独立を取り戻す賞賛
すべきものである。
しかし、英国のEU離脱はとんでもない世界的経済後退
をもたらす軽率な判断だったと言わんばかりの評論が溢
れている。
大変なことになったと。
確かに、ゆでガエル的平穏は破られるであろう。
一時的に為替や株式相場が下振れするのはいつものこ
とである。
泥船を繋ぎ合わせたEUという泥船船団の崩壊が始まっ
たということであって、いずれそうなる話である。
国家ごとの独立がなければ、連合政治・連合経済はい
まだ時期尚早ということである。
まして、植民地経済に胡坐をかいていたヨーロッパが
衰退するのは当然のことである。
奴隷以上に働かなければ、経済の復活はないというこ
とに過ぎない。
新しい経済発展の手がかりは、新しい宗教と宇宙に発
展する産業と、働く資源を創出する時短・健康の新商品
の開発にあるのではないか。
もう一段の交通革命、通信革命、エネルギー革命、健
康革命が新産業として活路を開くであろう。
それが、EU泥船船団の崩壊とチャイナ粉飾経済破綻の
津波被害を乗り越える対策でもある。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党