梅の花 栄ゆる春に めじろ呼び
中村 梅士 Baishi
午前中で仕事を終えて、20分待ってちゃんぽんを食べ、
満腹して帰路についた。
小雨模様がどうにか止んで、足早に3.6kmの道程を引き
上げた。
梅は今が満開、写真を撮るのも今日が最期だろうと思いつ
つ、シャッターを切った。
途中から晴れ間がのぞき、一段と紅梅が空に映えていた。
すぐ目の前でめじろが嬉しそうに囀り、夢中で花に頭を突
っ込んでいた。
一眼レフではないので、撮影は思うに任せない。
今日から二週間は少し自由になる。
自分もめじろのように、キュルキュルと囀りたくなる。
途中、あまり人気がない薬局に立ち寄って、マスクを探し
た。
ところが、棚は空っぽ、入荷の予定も立たないとある。
通販で品切れしていないものは、とんでもない高額である。
かつて、1970年代にトイレットぺーパーが買い漁られて
品切れになり、店頭から姿を消した時があった。
当時、下宿のトイレはニュートン式だったから、紙は新聞
紙でかまわなかった。
今回のマスク品切れも大して困ることはない。
必要があれば、かつての大学紛争の真似をしてタオルで覆
面すればよいのだ。
香港のデモも、マスクがなければタオルで覆面すればよい。
今治のタオルメーカーは、マスクタオルを製造して販売す
れば、爆発的に売れるのではないか。
何度でも洗って使えるのだから経済的でもあるし、お風呂
にも使えるのだから便利である。
災い転じて福となす発想だが、ビジネスはスピード勝負だ
ということを忘れてはならない。
授業中、スポーツと人間力について力説していたら、
ついつい咳込んだ。
「新型カローラウィルスかもしれませんね」と言った
ら、一人だけクスッと吹き出した。
う~ん、あんたは偉い。
カローラといえば、トヨタの大衆車だが、タイでは高
級車だった。
もちろん値段も日本の3倍くらいはしていた。
それほど、日本車への憧れが強いし、輸入経費がかさ
むために高いのだと言っていた。
もっとも、10年近く前のことである。
タイ政府の高官ともつながりができるほど大好きな国
だったが、今は軍事政権で、人間力に欠けると悪評の新
国王になってしまい、縁遠い国になった。
とても密接に関わっていたのに、残念である。
久しぶりにタイ料理を食べたいなあと思うが、総裁を
拒絶するような小乗仏教の堕落を聴くと、イメージダウ
ンである。
一時はタイ語もある程度使えたが、もう、忘れてしま
った。
新型カローラウィルスがタイで広がって、小乗仏教の
偽僧侶どもが次々とやられたらよいのだが。
祟りが下ったということになるだろうからである。
そうしたら、伝道のチャンスである。
言語的不安はあるが、アジア伝道は自分の仕事かもし
れないなあ。
特攻に出るチャンスがあるかもしれない。
ワットポーのタイ式マッサージも受けたいしなあ。
トムヤンクンも忘れられないなあ・・・。
習近平やプーチン大統領とは同年齢である。
負けてはいられぬ。
古武道を学ぶとしよう。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party