felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

古いプラレール車両の補修パーツ

2008-08-22 22:33:22 | プラレール
古いプラレール車両の消耗パーツである摩擦ゴム(小)。
修理交換用の手持ちが残り少なくなってきたので、タカラトミーのお客様相談室へ電話を入れたのだが…

この摩擦ゴム(小)。
モーターからの回転を動輪に伝える、古いタイプの動力ユニット(通称旧動力)車両にとっては非常に重要な部品である。


ゴム製品であるが故に、元々消耗パーツとしての位置付けで交換部品が売られていた。
しかし、動力ユニットが現行の物に切り替わってから15年以上になる今、とうとうメーカー在庫が切れてしまったらしい。
(ちなみに、現行製品は、モーターからの回転をギアを介して動輪に伝える方式に変更され、摩擦ゴム(小)は使われていない。)

確かに、この状況では「在庫切れも仕方が無い」と言えばそれまでだ。
だが、子供の頃に遊んだ車両をもう一度走らせてみたいと思う大人も決して少なくは無いはず。

破損して壊れたのなら仕方が無いし諦めも付く。
しかし、車両は壊れていないしモーターも動く。
ただ単に、摩擦ゴムが経年劣化しているが為に走らせる事ができない。
これはあまりにも残念過ぎる。

来年で50周年を迎えるプラレール。
お父さんが子供の頃に遊んだ古い車両と、子供のお気に入りの現行車両を一緒に走らせて遊ぶ事ができればどんなに楽しいだろう。
昔から規格の変わらないロングセラー商品だからこそ可能な光景のはずだ。

採算が取れるほど数は多くは無いかも知れない。
だが、今後プラレールを商品展開していく限り必ず需要のあるパーツだ。
ロングセラーを売りにするのであれば、是非補修部品として摩擦ゴム(小)を再生産してもらいたいものである。