felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

思い出の一発台『ビッグサンダー』

2010-03-07 22:54:43 | パチンコ
その昔、一発台と呼ばれるジャンルのパチンコ台があった。
一発台とは、その名の通り、たった一発の玉が特定の入賞口へ入るだけでホールが設定する打ち止め個数まで一直線というギャンブル機だ。(出玉数にして4~5000個の店が多かった。)

三共の「スーパーコンビ」が大ヒットして以来、どこのホールにも一発台のシマがあり、そのシマだけは、まるで鉄火場の様な異様な雰囲気を醸し出していた。
しかし、そんな過激なゲーム性がついにお上の逆鱗に触れ、現規定では製造不可となり、一発台は既に過去の物になっている。

そんな台の一つ、三星の『ビッグサンダー』。


この『ビッグサンダー』は、まず天下(矢印)のクルーンを狙い玉を入れる。
すると玉はクルーン内で数秒回転した後に下へ落下する。
下には6つ穴の回転体が回っていて、Ⅴ印の穴に入れば大当たりになる。
単純計算で、天下のクルーンへ玉を入れる事ができれば1/6の確率で大当たりとなる訳だ。

当時の行き付けホールで大いにお世話になったこの機種。
コレクションとして手に入れて以来、大切に保管してきたのではあるが、置き場所の確保が難しくなってきたため、今回Yahoo!オークションに出品した。
そして昨晩終了し、51000円で落札された。

20年以上前の台でありながら、ほぼ新品同様の程度もかなり良かった台である。
正直、手放すのが惜しかったのだが、とりあえず50000円を超えてくれてヤレヤレって感じだ。

明日、明後日中には我家を離れ、何度か訪れた事のある関東地方のとある町へと旅立つこの台。
新しいオーナーの元で大切にしてもらえる事を願う私である。