Emerson, Lake & Palmer - Canario
私が個人的に考えているELPの最高傑作は曲でいうならば、「タルカス」、アルバムでいうならば、「Brain salad surgery」である。そして、彼らの全盛期は３枚組アルバム「Ladys and gentlmen」で終わる事になるというのが、当時のロックファンの共通の認識かなと思う。
でも、ここでは、解散直前で全くヒットしなかったラストアルバム（再結成後は別とする。）「ラブ・ビーチ」に収録された曲をチョイスした。けっこういい曲だからだ。
それにしても、ロックバンドの最盛期というのは、長くはない。活動期間が長くても、ほんとに名盤と呼べる作品はそれほどない。私がブログレ５大バンドと呼ぶ、クリムゾン、イエス、フロイド、、ジェネシス、ELPというバンドの中でもっとも最盛期が短かったELP。でも、強烈な印象を残したバンドだと思う。「タルカス」は一生聴くと決めた大好きな作品だ。
Waiting For An Alibi - Thin Lizzy | Full HD |
このビデオは貴重だ。何て言っても、若き日のゲイリー・ムーアと美形のスコット・ゴーハムのツイン・リード・ギターが見られるのだから。
この頃の私は、thin lizzyについては、ちょっとポップすぎるハードロックバンドという印象が強く、それほどよく聴いてなかった。パープル、レインボー系のスピード重視のハードロックが好きだった私は、thin lizzyについては、食わず嫌いみたいなところがあった。
その後、ちょっとしたきっかけで、聴くようになり、あのジョン・サイクスが参加した後の日本公演を見る事ができたのは、ほんと幸運だった。
とにかく、個性豊かなバンドで、特にフィル・リノットのボーカルスタイルは他に似たものがない。
また、何人ものギタリストが参加しており、その違いを聴くのも楽しいかと思う。
Survivor - Is This Love
ロッキーのテーマがあまりにも有名なために、一般音楽ファンは誤解していることが多いが、優れたポップハードロックバンドとして、世界中にファンを持つのがこのsurvivor。ロッキーのテーマをやっている一発屋みたいに思っている人が多そうだが、全盛期はあのジャーニーに匹敵するメロディアスハードの頂点にいた。
この曲はその中でも印象に残る。春のそよ風を感じさせる流れるような音とメロディだと思う。
