The Sex Pistols - My Way (Sid Vicious)
セックス・ピストルズの二代目ベーシストのシド・ビシャスが、
ニューヨーク・ドールズとセックス・ピストルズの仕掛人であるマルコム・マクラーレンに無理やり歌わされたという話だが、
それにしても、インパクト大の曲である。
人を驚かせることによって、ロック・ビジネスでの成功を得たマルコムの会心の作品だ。
あの、フランク・シナトラの名曲を思い切りパンクにして歌っている。ここまで、ふざけた感がありながらも、耳に残って離れない。
一体、歌って何だろう?と思わせる衝撃作である。
シド・ビシャスは恋人刺殺の容疑を受けつつ、麻薬の大量摂取で若くして他界した。
そして、何と、死んだときに、この「マイウエイ」で儲けた大金を盗み取られたようだ。
まさに、破天荒なロックンローラー、ここに極まれりだ。
シドの破天荒な人生はネットで見ることができるので、興味がある方は読んでください。あまりにも破天荒なので、伝説になってしまっている。