「ハゲイトウ」(葉鶏頭)と「クルメケイトウ」(久留米鶏頭)の2種を挙げました。
<「ハゲイトウ」(葉鶏頭)>
前回に載せた「ヒモケイトウ」と同じアマランサス属で、ケイトウ属の「ケイトウ」や
「ノゲイトウ」(「セロシア」)とは異なります。
花を愛でるより葉の色合いを愛でます、花は、葉の付け根辺りに集合して咲く花弁が無い花です。
反対に葉は、緑色一色の葉が夏の終わり頃には、赤、黄色、緑色が混在するものや
全体が赤色など、単色や復色の多彩な色合いを愉しめます。
此の時季には、一層鮮やかに冴え渡ります。
鮮やかな色の葉を着けた草丈が、葯1M位に立ち上がりますので見応えが有ります。
ヒユ科、アマランサス(ヒユ)属、非耐寒性一年草、熱帯アジア原産、学名 Amaranthus tricolor
別名「ガンライコウ」(雁来紅)、「カマツカ」
英名 Joseph's coat 、旧約聖書に登場する<ヨセフ>が<ヤコブ>に与えた多色の上着からの命名とか
学名の tricolor は、”三色” の意味で多彩を意味します。
>花は、下図の様に葉の根元に小さな花が密生していて見栄えがイマイチですが
其の分、綺麗な色の葉が補います。
次は、前回挙げた「トサカケイトウ」(鶏冠鶏頭)Celosia argentea var.cristata の
1品種の「クルメケイトウ」(久留米鶏頭)です。
花序が球状になるので、”鶏冠” のイメージとは多少異なります。
<各画像は、クリックで拡大表示します>