秋の「サルビア」(3)として、「サルビア・エレガンス」と「サルビア・ミクロフェラ」を挙げます。
<「サルビア・エレガンス」(パイナップルセージ>
開花期が秋から初冬、「サルビア」の花も少なくなる頃迄咲き続けます。
日が短くなると咲く、短日生なのです。
細長い(3cm位)の筒状花で、花冠が、唇形です、緋色の品種「スカーレット・パイナップル」を
一般に「サルビア・エレガンス」と呼んでいるようです、葉が、黄色の品種も視られます。
<エレガンス>の名前の通り ”優美” な佇まいですかな
草丈は、1m位、穂状に花が着きます、葉は、卵型で対生、縁が鋸歯です。
歯を揉むと、甘酸っぱい香りがするので、「パイナップルセージ」の名前が付いています。
シソ科、アキギリ(サルビア)属、耐寒性多年草、メキシコ原産、学名 Salvia elegans 、英名 Pineapple sage
黄色い葉の品種「サルビア・エレガンス ’ゴールデンデリシャス’」Salvia elegans 'Golden Delicious'
次は、一般に「チェリーセージ」と 呼ばれている秋咲きの「セージ」の「サルビア・グレッキー」Salvia greggii
と「サルビア・ミクロフィラ」の内、「サルビア・ミクロフィラ」の
園芸種、「サルビア・ミクロフィラ ’ホットリップス’」を挙げてみました。
総状花序に疎らに着く2唇形で、花冠が、白と赤のツートンカラーの花です。
此の白と赤の地域の割合が変化する様子を楽しみます。
似た花の「サルビア・グレッキー」と「サルビア・ミクリフィラ」の見分け方は、難しいのですが
簡単な見分け方として、”「サルビア・ミクリフィラ」には、花冠の基に一対の突起物が在る” ことです。
シソ科、サルビア(アキギリ)属、耐寒性多年草、メキシコ原産、学名 Salvia microphylla 'Hot Lips'
英名 Cherry sage、Baby sage、別名「チェリー セージ」、「サルビア・ミクロフィラ ”ホットリップス」
下図は、似た花の「サルビア・グレッキー」Salvia greggii、別名「オータムセージ」、「チェリーセージ」
今回も昨年載せた記事を再度載せてみます、宜しかったら御覧下さい。
秋、赤い実(2)(前回に追加の ”秋、赤い実(2)” は、「ウメモドキ」、「クコ」、「ピラカンサ」の実です。<「ウメモドキ」(梅擬)>初夏の頃に、淡い紫色の小さな花を咲かせて、秋に、赤......