花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

冬のヒガンバナ科の花2種

2021-01-27 | 植物 花

今日は、”冬のヒガンバナ科の花” と題して、「ユーチャリス」と「スノードロップ」の花を挙げてみました。

<「ユーチャリス」Euccharis

冬、「ユーチャリス」(「アマゾンリリー」)の花を室内で咲かせます。

露地では、秋が、開花期の「ユーチャリス」ですが、冬、室内で育てることができ,、冬の室内を明るく彩ります.

「リリー」の名前が付いていますが、ユリ科の花ではなく

ヒガンバナ科の「ヒガンバナ」(彼岸花)に「スパイダーリリー」の名前が

亦、「ネリネ」に「ダイヤモンドリリー」の名前が付いているのと同じです。

寒い此の時期は、室内で栽育しますが、純白で芳香が有ので人気が有る花です。

切り花やブーケとしても知られています。

亦、下向きに咲く花径5~6CMの花の形状が、「水仙」に似ているので親しみも増します。

花茎の先端に5から6個の花を散形花序に着けます。

6枚の花被片からなり、6個の雄蘂の下部が、連なって杯状になので「水仙」の花の姿に似ています。

此の “杯” の色は、淡い黄緑色で、純白と黄緑色の対比も素晴らしいものです。

品種としては、10種位 有る様ですが、「ユーチャリス・グランディフローラ」が、多く出回っています。

「ギボウシ」の葉に似た幅広の大きな葉と「水仙」の花に似た花を咲かせるので

別名に「ギボウシズイセン」(擬宝珠水仙)の名前が、付いています。

「ユーチャリス」の名前の由来は、ギリシャ語の<エウノ> ”人目を引く” からとか、美しいからですか

ヒガンバナ科、ユーチャリス属、南米アンデス地方原産、非耐寒性球根、学名  Eucharis × grandiflora 

別名「アマゾンリリー」Amazon lily 「ギボウシズイセン」(擬宝珠水仙)



 

雄蘂が、連結して立ち上がるので、カップ状になります。

葉の大きさに対して、花が、小さいのが、特徴です。

<「スノードロップ」>

”春告げ花”「スノードロップ」が、春の到来の近いことを告げているようです。

”雪の雫” の様な<耳飾り>に似た白い花が、一輪、滴るように、下向きに咲かせます、可憐な姿です。

「スノードロップ」Galanthus spp. は、15品種位有る様でが、G. nivalis G .elwesii が、主なものです。

花弁の内側に、緑色のハートの模様が着いていて、可憐さを引き立てます。

ヒガンバナ科、ガランサス属、耐寒性球根、東ヨーロッパ原産、英名  Common  snowdrop

別名「ガランサス」、「ユキノハナ」(雪の花)

淡い緑色をしたハート型の模様が、キュートな感じを醸します。



<各画像は、クリックで拡大表示します>

過去に ”冬、青い実” と題して載せた記事です。

 
冬、青い実(2)

”冬、青い実 (2)”  は、「カクレミノ」(隠れ蓑)、「シャリンバイ」(車輪梅)「ビバーナム」の実です、熟す段階で<青色>とは言えない色合いも有りますが<「カクレミノ......
 

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