グリルモリタ

　
　この１週間で、
ナント３回もコンサートに行きました。

　それって、ほんとにｒａｒａｍｅｎｔｅ（ララメンテ）
　＜イタリア語で「めったにない」の意味＞

　ｒａｒａｍｅｎｔｅは副詞、
　ｒａｒｏが「稀な」という形容詞です。
　英語のｒａｒｅ（レア）と同じですが、
　イタリア語ってかわいい！と思う
　単語のひとつです。

　３つのコンサートは
　テノールの独唱、オペラガラコンサート、合唱　。
　どのコンサートでもなつかしい人に会えて
　幸せな１週間でもありました。
　　
　テノール独唱コンサートの会場付近では、
　ここ何年もご飯をしたことがなかったのですが
　（これもララメンテ）、
　学生時代には、ステーキハウスやウィンナーコーヒーのお気に入りの店があり、
　よく食べ歩きしたところ。

　そのときから、すでに美味しくて有名だったのがこのグリルモリタです。

　タイミングを逃して行けずじまいだったのですが、駐車場を探しているとき
　見つけて、長年の夢が叶いました。

　その夢は　ここの「ビーフシチュー」を食べること。
　コンサートまで、あまり時間がなかったので、コースにはしないで
　ダンナは普通に、私はハーフサイズのシチューを選びました。
　二人の感想は同じでした。
　「とろけるお肉、デミグラスソースの味が深い」
　これは、評判どおり。
　メニューを見ると、やや高めですが、それだけの価値があるお店です。

　　　　　
そして、もうひとつうれしかったのは、
移転先がわからなかったウインナーコーヒーの美味しいお店をみつけたこと。
黙々とおいしいコーヒーを煎れてくれたマスター、今もお元気でしょうか？