この前の連休、すがすがしい秋晴れの京都に行ってきました。
目的は↑の 「アーツ&クラフツ展」 会期 11月9日(日)まで。
新聞で紹介されていたのをすっかり忘れ、
「う~む、何か観たい美術展があったはずなんやけど・・・」
と、いつものチェックの甘さで、会期も場所もわからずネットで検索。
「あ~これやった!え?京都なんや!」
お昼ご飯もパスして電車ででかけた出足の遅い我ら夫婦でした。
↑ 岡崎公園内にある「京都国立近代美術館」に行くちょっとだけ近道は
白川沿い。
水草のきらめく小道です。
さて、館内は見所満載。
ぜひ、音声ガイドでゆっくりと廻ることをおすすめします。
「19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動「アーツ&クラフツ」の広がりを、
ウィリアム・モリスを中心とするイギリス、ウィーン工房がひときわ輝いたヨーロッ パ、そして民芸運動が花開いた日本での美しい作品からたどります。」
(パンフレットをそのまま一部転記 ↑)
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美しい壁紙や椅子のデザインに見とれながら、昭和初期の建物「三国荘」の
内部再現展示と続きます。
今あるもの、昔使っていてうちのどこかに眠っているもの、
すべてにデザインがあるのだと認識しました。
美しいものは大事に使わなければ、そしてムダなものは整理しなければ。
私「そうや!やっぱりシンプルライフをめざそう!ねっ?」
ダンナ「いっつもそうゆうてるけどな・・・」
・・・・・いつもの会話です。
「帰ったらがんばるやん。」
その帰り道、行きとは別の道を通りました。
京都はあみだくじのように進んでもちゃんと辿り付けるから面白い。
駅の近く、行きに長い行列があった和菓子の工房の列が少なくなっていたので
珍しく私たちも並んでみました。(「栗なんとか」の字につられ・・)
表札には「祇園饅頭」の文字。
あの「南座」の隣にあるお菓子屋さんでした。
↑は栗餅と名物「しんこ」。できたての味は格別です。
栗おこわも買って、その夜はちょっと楽珍♪
食器棚も片付けて、少しだけシンプルライフの兆しです。
この展覧会、行きたかったのです~(T_T)
シンプルライフ、良いですね。(お二人の会話、目に浮かびます)
昔は本当に手造りで、飽きのこない、味わいのある工芸品がたくさんあったのですね。今は様々なデザインに溢れ、あらゆるものが製造、販売されているけれど、流行という名のもとにすぐに飽きられてしまいますものね。
最近、祖父母の残した手工芸品を母から分けてもらい、レトロな雰囲気、その手触りの良さになんとも懐かさを、そして愛情を感じました。
古き良きものを大切に、これはやはり特にヨーロッパの方々の生活に習うものが多いでしょうか。
でも、ムダなものを整理する、これ結構難しいですよね。。。
アーツ&クラフツ展のショップでウイリアム・モリスのデザインした壁紙のポスターを買いました。
去年トスカーナで買った木彫りの額に合わせてみると、とてもしっくり。
ポスターのサイズは大きかったので、余った紙は栞にしようと思っています。
大事にしたいものがまた増えてしまいました。(^^ゞ
でも、シンプルライフはめざし続けなければ!我が家の場合溜め込んだものが多すぎるんですよ。(お宝はありませんが・・・)
道は遠いわ~